「自社のWebサイトから問い合わせが増えない」「BtoB向けのSEO対策をどう進めればいいかわからない」とお悩みではありませんか?
BtoB企業のマーケティング担当者にとって、SEO対策は重要な集客施策ですが、専門知識やリソース不足から思うような成果が出ないケースも少なくありません。実は、BtoBとBtoCではSEO戦略が大きく異なり、専門的なノウハウが必要です。
本記事では、BtoB向けSEO対策代行会社おすすめ15選を厳選し、料金相場から選び方のポイントまで徹底的に解説します。この記事を読めば、自社に最適なSEO対策代行会社を見極め、リード獲得数を大幅に増やすための具体的な行動を起こせるようになります。
まずは各社の特徴や実績を比較し、無料相談から始めてみましょう。
BtoB企業がSEO対策代行を利用すべき最大の理由は、専門知識とリソースを効率的に活用し、質の高いリード獲得を実現できるからです。
BtoBとBtoCでSEO戦略が異なる3つのポイント
BtoBとBtoCのSEO戦略は根本的に異なります。主な違いは以下の3点です。
1. 検索ボリュームよりもコンバージョン質を重視 BtoB商材の場合、月間検索数が100〜1,000程度の専門的なキーワードでも、1件の商談が数百万円の受注につながるケースがあります。一方、BtoCは月間数万回検索されるキーワードで大量の集客を狙います。BtoB SEOでは「○○ 比較」「○○ 導入事例」など、購買意欲の高いロングテールキーワードを戦略的に狙うことが重要です。
2. 長期的な意思決定プロセスに対応したコンテンツ設計 BtoB商材の購買プロセスは、情報収集から導入決定まで3ヶ月〜1年かかることが一般的です。そのため、認知段階の「○○とは」という基礎的なコンテンツから、比較検討段階の「○○ vs △△」、導入段階の「○○ 料金」まで、カスタマージャーニーに沿った網羅的なコンテンツ設計が必要です。各段階で適切な情報を提供し、見込み顧客を育成する仕組みが求められます。
3. 専門性・権威性が求められるE-E-A-T対策 BtoB商材では、企業の意思決定に影響を与えるため、コンテンツの信頼性が極めて重要です。GoogleのE-E-A-T(Experience:経験、Expertise:専門性、Authoritativeness:権威性、Trust:信頼性)評価基準を満たすため、業界専門家による監修、導入事例の掲載、ホワイトペーパーの提供などが不可欠です。専門的な知識を持つライターと、業界に精通したSEO戦略が必要になります。
自社対応と代行会社の費用対効果比較
SEO対策を自社で行うか代行会社に依頼するかは、費用対効果を正確に把握した上で判断すべきです。
自社対応のコスト構造 自社でSEO対策を行う場合、SEO担当者の人件費(年間500万〜800万円)、SEOツール費用(年間30万〜100万円)、コンテンツ制作費用(外注の場合、1記事3万〜10万円×月4〜8本)が必要です。さらに、ノウハウ習得までの学習期間(3〜6ヶ月)や、試行錯誤による機会損失も考慮する必要があります。合計すると年間700万〜1,000万円以上のコストが発生します。
代行会社のコスト構造 SEO対策代行会社に依頼する場合、月額30万〜80万円(年間360万〜960万円)が相場です。初期費用として30万〜100万円が必要ですが、専門家の知見を即座に活用でき、成果が出るまでの期間を大幅に短縮できます。特に初年度は、自社対応よりも代行会社の方がコストを抑えられる可能性が高いです。
費用対効果の試算表
| 項目 | 自社対応(年間) | 代行会社(年間) |
|---|---|---|
| 人件費 | 500〜800万円 | 不要 |
| ツール費用 | 30〜100万円 | 含まれる |
| コンテンツ制作 | 200〜500万円 | 含まれる |
| 初期費用 | – | 30〜100万円 |
| 月額費用 | – | 360〜960万円 |
| 合計 | 730〜1,400万円 | 390〜1,060万円 |
代行利用で成果が出るまでの期間は一般的に6ヶ月〜1年です。自社対応の場合、学習期間を含めると1年〜1年半かかることも多いため、早期に成果を求める企業には代行会社の活用が効果的です。
BtoB向けSEO対策代行サービスは大きく4つのタイプに分類され、それぞれ目的や予算に応じて選択すべきです。
コンサルティング型
コンサルティング型は、SEO戦略の立案とキーワード設計を中心に、自社での実行を支援するサービスです。
月額10〜50万円の料金帯で、内製化を目指す企業に最適です。具体的なサービス内容は、競合分析とキーワード調査、サイト構造の改善提案、コンテンツ戦略の策定、月次レポートと改善提案などです。自社にマーケティング担当者がいて、コンテンツ制作やサイト更新を内製できる体制がある企業に向いています。
メリットは、社内にSEOノウハウが蓄積されることと、長期的なコスト削減が可能な点です。デメリットは、実行は自社で行う必要があるため、一定のリソースと知識が求められることです。GA4やGoogleサーチコンソールの使い方を教えてもらいながら、徐々に内製化を進めたい企業におすすめです。
コンテンツ制作代行型
コンテンツ制作代行型は、SEO記事やホワイトペーパーの制作を代行し、継続的なコンテンツ発信を支援するサービスです。
月額20〜100万円の料金帯で、リソース不足の企業向けです。サービス内容には、キーワードに基づいた記事企画・執筆、専門家による監修、WordPress等への投稿代行、画像・図表の作成、定期的なリライト・更新が含まれます。月4〜8本程度の記事を安定的に公開でき、SEOに最適化された質の高いコンテンツを確保できます。
メリットは、自社のリソースを割かずに継続的なコンテンツマーケティングが可能な点です。デメリットは、外部ライターが業界知識に乏しい場合、監修や修正に時間がかかることです。製造業やIT業界など、専門性の高い分野では、業界経験のあるライターを抱える代行会社を選ぶことが重要です。
テクニカルSEO対策型
テクニカルSEO対策型は、サイト構造の最適化や表示速度改善など、技術面のSEO施策を専門に行うサービスです。
初期費用30〜100万円、月額30〜80万円の料金帯で、大規模サイトのリニューアル時に必須です。サービス内容は、サイト構造の見直し(URL構造、内部リンク最適化)、Core Web Vitals改善(ページ速度、モバイル最適化)、構造化データのマークアップ、クロール最適化、セキュリティ対策(HTTPS化)などです。
メリットは、Googleのクロール効率が向上し、検索順位の基礎が整うことです。デメリットは、効果が出るまで3〜6ヶ月かかることと、コンテンツ制作は別途必要な点です。特に、ページ数が1,000以上ある大規模サイトや、サイト移転・リニューアルを控えている企業には必須の施策です。
成果報酬型
成果報酬型は、アポイント獲得や商談化などの成果に応じて費用が発生する、リスクを抑えたサービスです。
1件あたり1.5〜5万円の料金帯で、中小企業の初期投資抑制に有効です。報酬体系は、特定キーワードの検索順位達成で課金、問い合わせ・資料請求1件あたりで課金、商談化・アポイント獲得で課金などがあります。最低契約期間は6ヶ月〜1年が一般的で、初期費用0〜30万円で始められるケースが多いです。
メリットは、成果が出ない限り高額な費用が発生しない点です。デメリットは、短期的な順位上昇を優先し、長期的なSEO戦略が疎かになるリスクがあることです。また、成果の定義(順位か、リードか、商談か)を契約前に明確にしないと、後でトラブルになる可能性があります。「まずは小さく試したい」という中小企業に適していますが、成果の測定方法と報酬体系を慎重に確認することが重要です。
参考記事:成果報酬型リード獲得の成果定義とは?失敗しない設計手順と単価相場
参考記事:営業代行の成果報酬型vs固定報酬型を徹底比較|メリット・デメリットと最適な選び方
BtoB向けSEO対策代行会社を、総合力・コスパ・業界特化・内製化支援・地域密着の5つの観点から15社厳選しました。
総合力で選ぶトップ5社
1. ナイル株式会社
- 公式サイト: https://nyle.co.jp/
- BtoB実績: 大手SaaS企業やIT企業の大規模サイト戦略立案に強みを持ち、コンテンツマーケティングの一貫支援で300社以上の実績があります
- 料金目安: 月額50万円〜、初期費用50万円〜
- 特徴: SEOコンサルティングからコンテンツ制作、テクニカルSEOまで一気通貫で対応可能。自社メディア「ナイルのSEO相談室」での情報発信も豊富で、最新のSEOトレンドに精通しています
- こんな企業におすすめ: 月間100万PV以上を目指す大規模サイトや、本格的なコンテンツマーケティングを展開したい企業
2. テクロ株式会社
- 公式サイト: https://techro.co.jp/
- BtoB実績: BtoBオウンドメディア運用に特化し、リード獲得実績は累計5,000件以上。特にSaaS・IT企業の支援に強みがあります
- 料金目安: 月額30万円〜、初期費用30万円〜
- 特徴: 内製化支援プログラムが充実しており、6ヶ月〜1年で自社運用に移行できる体制を構築。コンテンツ制作だけでなく、SEOツールの使い方研修も提供
- こんな企業におすすめ: 将来的に内製化を目指すBtoB企業や、マーケティング担当者を育成したい企業
3. 株式会社LANY
- 公式サイト: https://lany.co.jp/
- BtoB実績: SaaS・BtoB事業の成長支援に特化し、売上直結型のSEO戦略で平均150%の売上成長を実現
- 料金目安: 月額40万円〜、初期費用40万円〜
- 特徴: 単なる流入増加ではなく、商談化率やLTV向上まで見据えたKPI設計。MA(マーケティングオートメーション)連携にも対応
- こんな企業におすすめ: SEOを売上に直結させたいSaaS企業や、マーケティングROIを重視する経営層
4. パキシーノ株式会社
- 公式サイト: https://paxinno.co.jp/
- BtoB実績: ミエルカSEOを活用した潜在ニーズ可視化で、製造業・IT企業の専門的なキーワードでの上位表示実績が豊富
- 料金目安: 月額35万円〜、初期費用30万円〜
- 特徴: 競合分析とユーザーインサイト分析に強み。検索意図を深掘りし、コンバージョンにつながるコンテンツを設計
- こんな企業におすすめ: 競合が強い業界で差別化したい企業や、ユーザー心理を深く理解したい企業
5. 株式会社PLAN-B
- 公式サイト: https://www.plan-b.co.jp/
- BtoB実績: 大手BtoB企業のSEO戦略支援で、データ分析基盤構築から実行まで一貫対応。上場企業の支援実績多数
- 料金目安: 月額60万円〜、初期費用80万円〜
- 特徴: GA4やBigQueryを活用した高度なデータ分析と、AIを活用したコンテンツ最適化が可能。Looker Studioでのダッシュボード構築にも対応
- こんな企業におすすめ: データドリブンなマーケティングを実現したい大手企業や、経営層への報告体制を強化したい企業
中小企業向けコスパ重視3社
6. トモシビ(大阪拠点)
- 公式サイト: https://tomo-shibi.co.jp/
- 料金目安: 月額10〜30万円、成果報酬型も選択可能
- 特徴: 大阪を拠点に関西圏の中小BtoB企業を支援。問い合わせ特化型のキーワード戦略で、少ない予算でも成果を出すことに注力。成果報酬型では、アポイント1件あたり2〜4万円の料金設定
- こんな企業におすすめ: 初めてSEO対策を外注する中小企業や、予算30万円以内で始めたい企業
7. リードナイン
- 公式サイト: https://leadnine.co.jp/
- 料金目安: 月額15万円〜、初期費用15万円〜
- 特徴: SEO内製化支援に特化し、GA4連携やGoogleサーチコンソールの使い方をレクチャー。3ヶ月の集中プログラムで基礎を習得できる
- こんな企業におすすめ: マーケティング担当者1〜2名の小規模チームで、SEOスキルを身につけたい企業
8. 株式会社ウィルゲート
- 公式サイト: https://www.willgate.co.jp/
- 料金目安: 月額20万円〜、初期費用20万円〜
- 特徴: コンテンツ制作の量産体制が整っており、月8〜16本の記事を安定供給。自社メディア運営のノウハウを活かした実践的な支援
- こんな企業におすすめ: とにかく記事本数を増やしてドメインパワーを強化したい企業や、コンテンツSEOを本格化したい企業
業界特化型専門3社
9. 株式会社イノーバ(製造業向け)
- 公式サイト: https://innova-jp.com/
- BtoB実績: 製造業・BtoB企業に特化し、技術資料やホワイトペーパーのSEO最適化に強み。累計500社以上の製造業支援実績
- 料金目安: 月額40万円〜、初期費用50万円〜
- 特徴: 製品カタログや技術仕様書などの専門的なコンテンツを、検索エンジンに最適化しながら作成。エンジニアや技術者向けの訴求が得意
- こんな企業におすすめ: 製造業・建設業・化学業界など、専門性の高い技術情報を発信したいBtoB企業
10. 才流株式会社(SaaS向け)
- 公式サイト: https://sairu.co.jp/
- BtoB実績: SaaS企業のカスタマージャーニー設計に特化し、認知〜導入までの各段階で最適なコンテンツを提供
- 料金目安: 月額50万円〜、初期費用50万円〜
- 特徴: SaaS業界のベストプラクティスを熟知し、フリーミアム戦略やPLG(Product-Led Growth)に最適化したSEO施策を展開
- こんな企業におすすめ: SaaS・クラウドサービスを提供する企業や、無料トライアルからの転換率を高めたい企業
11. 株式会社ベイジ(IT・システム開発向け)
- 公式サイト: https://baigie.me/
- BtoB実績: IT・システム開発企業のWebサイト制作とSEOを一体化し、技術者向けコンテンツの制作に強み
- 料金目安: 月額45万円〜、初期費用60万円〜
- 特徴: エンジニアやCTOなど技術意思決定者をターゲットとした、高度な技術情報を分かりやすく伝えるコンテンツ設計が得意
- こんな企業におすすめ: SIer、受託開発企業、技術コンサルティング企業など、技術的な信頼性が重要な企業
内製化支援に強い2社
12. 株式会社Faber Company
- 公式サイト: https://www.fabercompany.co.jp/
- 料金目安: 月額30万円〜、ミエルカツール利用料含む
- 特徴: SEOツール「ミエルカ」を提供し、ツール活用支援と併せたコンサルティングを実施。キーワード選定から効果測定まで、ツールを使いこなせるよう教育
- こんな企業におすすめ: SEOツールを導入して内製化を進めたい企業や、データに基づいた意思決定をしたい企業
13. 株式会社メンバーズ
- 公式サイト: https://www.members.co.jp/
- 料金目安: 月額35万円〜、内製化研修プログラム含む
- 特徴: オウンドメディア運用の内製化研修に特化し、6ヶ月〜1年でSEO専任チームを構築。運用マニュアルやチェックリストも提供
- こんな企業におすすめ: 長期的に自社でオウンドメディアを運営したい企業や、マーケティング部門を強化したい企業
地域密着型2社(関西圏)
14. 株式会社セルサポ(大阪)
- 公式サイト: https://selsapo.com/
- 料金目安: 月額25万円〜、初期費用20万円〜
- 特徴: 大阪を拠点に関西BtoB企業の実績多数。対面でのMTGや現地訪問にも対応し、きめ細かなサポートが可能
- こんな企業におすすめ: 関西圏で対面サポートを希望する企業や、地域密着型のBtoB企業
15. 株式会社グラッドキューブ(京都)
- 公式サイト: https://www.glad-cube.com/
- 料金目安: 月額30万円〜、初期費用25万円〜
- 特徴: Web広告(リスティング・ディスプレイ)とSEOを統合した支援が可能。広告とオーガニック検索の相乗効果を最大化
- こんな企業におすすめ: SEOと広告を併用したい企業や、京都・大阪・神戸エリアの企業
BtoB向けSEO対策代行の料金相場は、サービス内容や企業規模によって月額10万円〜100万円以上と幅広く設定されています。
サービス内容別の料金一覧表
SEO対策代行の料金は、提供されるサービス内容によって大きく変動します。以下の表で、サービスタイプごとの料金相場を確認しましょう。
| サービス内容 | 月額相場 | 初期費用 | 最低契約期間 | 主な提供内容 |
|---|---|---|---|---|
| コンサルティング型 | 10〜50万円 | 10〜30万円 | 3ヶ月 | 戦略立案、キーワード調査、月次レポート |
| コンテンツ制作代行型 | 20〜100万円 | 30〜50万円 | 6ヶ月 | 記事執筆(月4〜8本)、WordPress投稿、画像作成 |
| テクニカルSEO型 | 30〜80万円 | 50〜100万円 | 3ヶ月 | サイト構造改善、表示速度最適化、構造化データ |
| 成果報酬型 | 従量課金 | 0〜30万円 | 6ヶ月 | 順位達成・リード獲得ベースの課金 |
| 総合支援型 | 50〜150万円 | 50〜150万円 | 6〜12ヶ月 | 戦略+制作+テクニカルSEOの一気通貫 |
料金に含まれる一般的な項目
- キーワード調査・競合分析
- 月次レポート・定期MTG
- Googleサーチコンソール・GA4の分析
- 基本的なテクニカルSEOチェック
別途費用が発生する可能性がある項目
- ホワイトペーパー作成(1本10〜30万円)
- 動画コンテンツ制作(1本30〜100万円)
- 多言語SEO対応(言語ごとに+20〜50万円/月)
- サイトリニューアル時の大規模な構造改善(100万円〜)
予算別のおすすめプラン
予算に応じて最適なSEO対策プランを選択することで、費用対効果を最大化できます。
月額10〜30万円:スタートアッププラン 中小企業向けのコンサルティング中心プランです。SEO戦略の立案とキーワード調査、月1〜2本のコンテンツ制作支援、月次レポートと改善提案が含まれます。自社でコンテンツ制作や更新作業ができる体制がある企業に最適です。成果が出るまで6ヶ月〜1年を想定し、まずは基礎固めから始めたい企業におすすめです。
月額30〜60万円:スタンダードプラン コンテンツ制作とテクニカルSEOを組み合わせた中規模プランです。月4〜6本のSEO記事制作、基本的なテクニカルSEO対策(サイト構造・表示速度改善)、競合分析と定期的な戦略見直しが含まれます。マーケティング担当者が1〜2名いて、代行会社と連携しながら進めたい企業に向いています。成果が出るまで4〜8ヶ月を想定し、着実にオーガニック流入を増やしたい企業におすすめです。
月額60万円〜:プレミアムプラン 戦略立案から制作、運用まで一気通貫で支援する大規模プランです。月8〜16本の高品質なコンテンツ制作、テクニカルSEOの継続的な最適化、ホワイトペーパーや導入事例の制作、Looker StudioやGA4を活用した詳細な分析レポートが含まれます。月間10万PV以上を目指す企業や、SEOを本格的なリード獲得チャネルとして確立したい企業に最適です。成果が出るまで3〜6ヶ月と比較的短期間で効果を実感できる可能性が高いプランです。
追加費用が発生するケース
基本料金に含まれないサービスを依頼する場合、追加費用が発生します。契約前に必ず確認しましょう。
競合調査レポート作成 詳細な競合分析レポートは、1回あたり10〜30万円が相場です。競合サイトのキーワード戦略、被リンク分析、コンテンツギャップ分析などが含まれます。新規参入する市場や、競合が多い業界では初期段階で実施すると効果的です。
ホワイトペーパーのSEO最適化 既存のホワイトペーパーをSEOに最適化する場合、1本あたり5〜15万円が相場です。新規作成の場合は10〜30万円になります。タイトル・見出しの最適化、LP(ランディングページ)の作成、リード獲得フォームの設置などが含まれます。
多言語SEO対応 英語や中国語などの多言語展開には、言語ごとに月額20〜50万円の追加費用がかかります。翻訳だけでなく、現地の検索トレンドに合わせたキーワード選定やコンテンツのローカライズが必要です。
緊急対応・スポット作業 Googleアルゴリズムアップデート後の緊急分析や、ペナルティ解除作業などは、1回あたり20〜50万円が相場です。通常の月額費用には含まれないため、必要に応じて別途見積もりを取る必要があります。
追加費用を抑えるためには、契約時に「どこまでが基本料金に含まれるのか」を明確に確認し、年間予算を立てた上で優先順位をつけることが重要です。
BtoB向けSEO対策代行会社を選ぶ際は、実績・サービス範囲・内製化支援・契約条件・コミュニケーション体制の5つの観点から総合的に判断すべきです。
BtoB領域の実績・事例を確認する
代行会社を選ぶ際に最も重要なのは、BtoB領域での実績と事例です。BtoCとBtoBではSEO戦略が根本的に異なるため、BtoB経験が豊富な会社を選ぶことが成功の鍵になります。
自社と同じ業界の実績有無を確認 製造業、SaaS、IT、建設、物流など、自社と同じ業界での支援実績があるかを確認しましょう。業界特有の専門用語や購買プロセスを理解している代行会社は、的確なキーワード選定とコンテンツ設計が可能です。公式サイトの事例ページやホワイトペーパーで、具体的な業界名や企業名が公開されているかチェックしてください。
定量的な成果を確認 「検索順位が上がった」という定性的な情報だけでなく、「オーガニック流入が6ヶ月で180%増加」「リード獲得数が月50件から120件に増加」「商談化率が15%から25%に向上」といった具体的な数値が示されているかを確認しましょう。特にBtoB企業では、流入数だけでなく、リード獲得数や商談化率などの成果指標が重要です。
導入企業の規模を確認 中小企業向けと大手企業向けでは、提供されるサービスの質や規模が異なります。自社の規模(従業員数、予算、サイト規模)に近い企業の支援実績がある代行会社を選ぶと、スムーズに連携できる可能性が高まります。
提供サービスの範囲を見極める
SEO対策は多岐にわたるため、自社が必要とするサービスを提供しているかを事前に確認することが重要です。
戦略立案のみか、実行支援まで含むか コンサルティング型の場合、戦略立案とキーワード調査のみで、コンテンツ制作やサイト改修は自社で行う必要があります。一方、フルサポート型では、戦略から実行、効果測定まで一気通貫で対応してもらえます。自社のリソース状況に応じて、どこまで任せるかを明確にしましょう。
コンテンツ制作の内製・外注体制 代行会社が自社でライターを抱えているのか、外部ライターに外注しているのかによって、品質やスピードが変わります。自社ライター中心の場合は品質が安定し、業界知識の蓄積も早いです。外注中心の場合は、監修体制がしっかりしているかを確認しましょう。
GA4/Looker Studio等の分析ツール対応 BtoB企業では、リード獲得やコンバージョンを正確に計測する必要があります。GA4の設定やLooker Studioでのダッシュボード構築に対応しているかを確認しましょう。特にMA(マーケティングオートメーション)ツールやCRMとの連携経験がある代行会社は、マーケティング全体の最適化にも貢献できます。
内製化支援の有無
長期的なコスト削減と自社のマーケティング力向上のため、内製化支援の有無は重要な選定ポイントです。
SEOノウハウの移転プログラム 代行会社に丸投げするのではなく、自社にSEOノウハウを蓄積できるプログラムがあるかを確認しましょう。キーワード選定の方法、コンテンツ企画の立て方、効果測定の仕方など、実務を通じて学べる体制が整っていると、将来的に内製化へ移行できます。
定期的な研修・レポーティング体制 月次レポートが単なる数値報告にとどまらず、「なぜこの施策を行ったのか」「次にどう改善すべきか」といった考え方まで共有してもらえるかが重要です。定期的な勉強会や研修プログラムを提供している代行会社は、内製化支援に積極的な傾向があります。
ツール活用の教育サポート GoogleサーチコンソールやGA4、SEO専用ツール(ミエルカ、Ahrefs、SEMrushなど)の使い方を教えてもらえるかを確認しましょう。ツールを自社で使いこなせるようになれば、日々の運用やPDCAサイクルを自走できるようになります。
契約期間・解約条件を確認
SEO対策は中長期的な施策であるため、契約期間と解約条件を事前に確認し、リスクを最小化することが重要です。
最低契約期間の確認 BtoB向けSEO対策の最低契約期間は、一般的に3〜6ヶ月です。SEOは効果が出るまで時間がかかるため、短期間での解約は推奨されませんが、万が一成果が出ない場合や相性が合わない場合に備えて、契約期間を確認しておきましょう。
中途解約時の違約金 契約期間内に解約する場合、残りの契約期間分の費用や違約金が発生するケースがあります。契約書に明記されている解約条件を必ず確認し、想定外のコストが発生しないようにしましょう。
成果が出ない場合の対応方針 6ヶ月経過しても目標が達成できない場合の対応方針を、契約前に確認しておくことが重要です。追加施策の提案や、戦略の見直しを無償で行ってくれるのか、それとも追加費用が発生するのかを明確にしましょう。
コミュニケーション体制
代行会社との円滑なコミュニケーションは、SEO施策の成否を左右する重要な要素です。
担当者の業界知識・経験年数 BtoB SEOには専門的な知識が必要なため、担当者の経験年数や業界知識を確認しましょう。初めての担当者に任せると、試行錯誤で時間がかかる可能性があります。可能であれば、担当者との面談や無料相談を通じて、専門性や相性を確認することをおすすめします。
月次レポートの内容・頻度 月次レポートの内容が、単なる数値の羅列ではなく、「今月の成果」「課題と原因分析」「次月の施策提案」といった実用的な情報が含まれているかを確認しましょう。また、レポート提出後に定例MTGを設けて、質問や議論ができる体制があるかも重要です。
Slack/Chatwork等のツール対応 メールだけでなく、SlackやChatworkなどのコミュニケーションツールに対応しているかを確認しましょう。日常的な質問や緊急時の連絡がスムーズに行えると、施策のスピードが向上します。レスポンス時間(24時間以内、48時間以内など)も併せて確認しておくと安心です。
SEO対策代行を依頼する際は、成果が出るまでの期間を正しく理解し、自社の体制も整えることが成功のカギです。
成果が出るまでの期間を理解する
SEO対策は即効性のある施策ではないため、成果が出るまでの期間を正しく理解し、現実的な期待値を持つことが重要です。
一般的に6ヶ月〜1年の中長期施策 BtoB向けSEO対策では、新規ドメインやSEO施策を始めたばかりのサイトの場合、検索順位が安定し始めるまでに6ヶ月〜1年かかるのが一般的です。これは、Googleがサイトの信頼性を評価するのに時間がかかるためです。競合が強い業界やキーワードでは、さらに時間がかかることもあります。
一方、すでにある程度のドメインパワーがあるサイトや、テクニカルSEOの改善余地が大きいサイトでは、3〜4ヶ月で効果が現れることもあります。自社サイトの現状を正確に把握し、代行会社と現実的な目標設定を行うことが重要です。
早期成果を求めすぎない期待値設定 「1ヶ月で検索順位1位を取りたい」「すぐにリードを倍増させたい」といった短期的な期待は、SEO施策には適していません。早期に成果を求めすぎると、焦って不適切な施策(低品質な被リンク購入など)を行い、かえってペナルティを受けるリスクがあります。
現実的な期待値としては、「3ヶ月目:キーワード順位が10〜30位圏内に入る」「6ヶ月目:10位以内に複数のキーワードがランクイン」「1年目:オーガニック流入が150〜200%増加、月間リード獲得数が20〜30件増加」といった段階的な目標を設定しましょう。
自社のKPI設定を明確にする
SEO施策の成果を正確に評価するため、自社のKPI(重要業績評価指標)を明確に設定することが不可欠です。
検索順位だけでなくリード獲得数・商談化率を重視 BtoB企業にとって、検索順位の向上は手段であり、最終的な目的は売上増加です。そのため、検索順位だけでなく、「月間リード獲得数」「リード単価(CPA)」「商談化率」「受注数」といった、ビジネスに直結する指標をKPIに設定しましょう。
例えば、「検索順位1位を獲得したが、流入したユーザーの質が低く、リードに繋がらない」というケースも少なくありません。代行会社と共に、「質の高いキーワード」と「質の高いコンテンツ」を見極め、コンバージョンを重視したKPI設定を行うことが重要です。
GA4での計測設計を事前に整備 GA4(Google Analytics 4)を導入し、リード獲得や資料ダウンロード、問い合わせなどのコンバージョンを正確に計測できる状態にしておきましょう。計測設計が不十分だと、「施策が成功しているのか失敗しているのか」を判断できません。
具体的には、コンバージョンイベントの設定、流入経路(オーガニック検索、広告、SNSなど)の分析、ランディングページごとのコンバージョン率測定などを事前に整備しておくことをおすすめします。代行会社にGA4の設定支援も依頼できるかを確認しましょう。
代行会社任せにしない社内体制
SEO対策の成功には、代行会社との協力体制が不可欠です。すべてを代行会社に任せきりにせず、自社も積極的に関与しましょう。
コンテンツ制作への協力体制 代行会社がコンテンツを制作する場合でも、自社の製品知識や業界の専門情報を提供する必要があります。社内の営業担当者や技術者にインタビューを行い、顧客からよく聞かれる質問や課題をコンテンツに反映させることで、よりリアルで説得力のある記事が完成します。
また、完成したコンテンツを社内でレビューし、事実確認や表現のブラッシュアップを行う体制を整えておくと、品質が大幅に向上します。
定期MTGへの参加・フィードバック 月次の定例MTGには、マーケティング担当者だけでなく、営業責任者や経営層も参加することをおすすめします。SEO施策がビジネス目標にどう貢献しているかを共有し、必要に応じて戦略を修正できるようにしましょう。
また、代行会社からの提案に対して、積極的にフィードバックを行うことで、自社に最適化された施策を展開できます。
成果検証のための分析リソース確保 GA4やGoogleサーチコンソールのデータを定期的に確認し、自社でも分析を行う習慣をつけましょう。代行会社のレポートを鵜呑みにするのではなく、自社でもデータを検証することで、より深い洞察を得られます。
週に1回、30分程度でも良いので、データを確認する時間を確保し、気づいた点を代行会社と共有することで、PDCAサイクルが加速します。
契約前に無料相談・トライアルを活用
契約前に無料相談やトライアルを活用し、代行会社の実力と相性を確認することで、失敗のリスクを減らせます。
提案内容の具体性を確認 無料相談の際に、「自社サイトの現状分析」「改善すべき優先順位」「想定される施策内容」「期待できる成果と期間」を具体的に提案してもらいましょう。抽象的な提案しかできない代行会社は、実力不足の可能性があります。
特に、「競合サイトと比較してどこが劣っているのか」「どのキーワードから優先的に取り組むべきか」といった具体的な分析を示してもらえるかが重要です。
担当者との相性チェック SEO施策は長期にわたるため、担当者との相性も重要な要素です。レスポンスの速さ、説明の分かりやすさ、提案の柔軟性などを確認しましょう。無料相談で「この人なら信頼できる」と感じられるかどうかも、選定基準の一つです。
小規模トライアル(3ヶ月)の検討 いきなり6ヶ月〜1年契約を結ぶのではなく、まずは3ヶ月の小規模トライアルから始めることも有効です。トライアル期間中に、「提案内容の実行力」「レポートの質」「コミュニケーションの円滑さ」を評価し、本契約に進むかを判断できます。
トライアル期間中のKPIとしては、「キーワード順位の変動」「オーガニック流入数の推移」「コンテンツの品質」などを設定し、客観的に評価することをおすすめします。
実際にSEO対策代行を依頼して成果を上げた3つの成功事例を紹介します。各事例から学べるポイントを参考にしてください。
製造業A社の事例:検索流入3倍・商談数2倍
企業プロフィール 従業員数150名、産業用ロボットを製造・販売する中堅製造業。新規顧客獲得の9割を展示会や紹介に依存しており、Webからのリード獲得はほぼゼロの状態でした。
課題:技術資料が検索で見つからない 同社は優れた技術資料やカタログを豊富に保有していたものの、PDFファイルのまま保管されており、検索エンジンに認識されていませんでした。また、専門用語を多用したページが多く、検索ユーザーが実際に使う言葉とのギャップがありました。
実施した施策
- 専門用語の最適化:技術者が使う専門用語と、検索ユーザーが使う一般的な言葉の対応表を作成し、両方を盛り込んだコンテンツに改善
- ホワイトペーパーSEO:PDF技術資料をHTML化し、各ページに適切な見出しタグとメタディスクリプションを設定。資料ダウンロードページをランディングページとして最適化
- 導入事例コンテンツ:既存顧客にインタビューし、「課題→解決策→成果」の流れで導入事例を12本制作
- テクニカルSEO:サイト構造を見直し、製品カテゴリごとに内部リンクを整備
成果:半年で検索流入180%増、商談化率25%向上 施策開始から6ヶ月で、オーガニック検索からの月間流入数が1,200セッションから3,400セッションへ180%増加しました。さらに、流入ユーザーの質が向上し、資料ダウンロード数が月15件から42件に増加、そのうち商談に繋がった割合も15%から25%に向上しました。結果として、半年間で新規商談数が18件増加し、SEOをきっかけとした受注が3件発生しました。
成功のポイント 専門性の高い技術情報を、検索ユーザーが理解できる言葉で再構成したことが成功の鍵でした。また、既存の資産(技術資料)を活用したことで、コンテンツ制作のコストと時間を大幅に削減できました。
SaaS B社の事例:リード単価70%削減
企業プロフィール 従業員数80名、中小企業向けクラウド会計ソフトを提供するSaaS企業。リスティング広告でリードを獲得していたが、CPAが高騰し、収益性が悪化していました。
課題:リスティング広告のCPA高騰 競合他社も同様にリスティング広告に注力したため、主要キーワードのCPC(クリック単価)が2年間で3倍に上昇。リード1件あたりのCPAが15,000円から45,000円に高騰し、マーケティング予算を圧迫していました。
実施した施策
- 比較記事の強化:「自社製品 vs 競合A」「自社製品 vs 競合B」といった比較記事を10本制作。公平な視点で各製品の特徴を解説し、信頼性を確保
- 導入事例のSEO強化:業種別・企業規模別に30件の導入事例を制作し、「クラウド会計 小売業」「クラウド会計 製造業」といったロングテールキーワードで上位表示
- 無料トライアルへの動線最適化:各記事から無料トライアルへのCTAボタンを設置し、コンバージョン率を改善
- SEO×広告の連携:SEOで上位表示したキーワードは広告を停止し、予算を他のキーワードに再配分
成果:1年でオーガニック経由のリード単価を1/3に 施策開始から1年で、SEO経由の月間リード獲得数が5件から120件に増加しました。オーガニック検索経由のリード単価は約13,000円と、広告の45,000円と比較して70%削減に成功。広告予算の一部をSEOに振り向けたことで、トータルのマーケティングコストを30%削減しながら、リード総数は150%増加しました。
成功のポイント 比較記事や導入事例といった、購買意欲の高いユーザーが検索するキーワードに集中したことが成功の鍵でした。また、SEOと広告を連携させ、全体のマーケティング効率を最適化したことも重要なポイントです。
IT企業C社の事例:内製化で年間500万円コスト削減
企業プロフィール 従業員数200名、システム開発を手がけるIT企業。5年間SEO対策を外注していたが、費用対効果が見えず、コストだけが膨らんでいました。
課題:外注依存で費用対効果が見えない 月額60万円(年間720万円)で外注していたものの、「何にどれだけの費用がかかっているのか」「どの施策が効果的なのか」が不透明でした。また、自社にノウハウが蓄積されず、代行会社に依存する状態が続いていました。
実施した施策
- 6ヶ月の内製化支援プログラム:内製化に強い代行会社に切り替え、SEO担当者2名に対して集中トレーニングを実施
- ツール活用の習得:GA4、Googleサーチコンソール、ミエルカ、Ahrefsの使い方を実務を通じて学習
- コンテンツ制作の内製化:社内のエンジニアや営業担当者が執筆したブログ記事を、SEO担当者が最適化する体制を構築
- 段階的な移行:最初の3ヶ月は代行会社が主導、4〜6ヶ月目は自社主導+代行会社がサポート、7ヶ月目以降は完全内製化
成果:社内にSEO専任チーム構築、継続的な流入増 内製化プログラム完了後、SEO専任チーム(2名)が社内に定着し、年間のSEO関連費用が720万円から220万円(人件費+ツール費用)に削減されました。年間500万円のコスト削減に成功しながら、オーガニック検索流入は内製化前と比較して120%増加しました。
さらに、社内にSEOノウハウが蓄積されたことで、新規サービスのローンチ時にもSEOを考慮したWebサイト設計が可能になり、長期的な競争力が向上しました。
成功のポイント 「外注から内製化へ」という明確な目標を持ち、段階的に移行したことが成功の鍵でした。また、経営層が内製化の重要性を理解し、専任担当者を配置したことも重要なポイントです。
長期的なコスト削減と自社のマーケティング力向上を目指すなら、SEO対策の内製化を検討する価値があります。
内製化のメリット・デメリット
SEO対策を内製化することには、メリットとデメリットの両面があるため、自社の状況に応じて判断することが重要です。
メリット:ノウハウ蓄積・長期的コスト削減 内製化の最大のメリットは、SEOノウハウが社内に蓄積されることです。外注の場合、代行会社にノウハウが蓄積され、契約終了後は何も残りません。一方、内製化すれば、キーワード選定、コンテンツ企画、効果測定などのスキルが社内に定着し、新規事業やサービスローンチ時にも活用できます。
また、長期的にはコスト削減にも繋がります。初年度は外注費用と同等かやや高めのコストがかかりますが、2年目以降は人件費とツール費用のみで運用できるため、年間300万〜500万円のコスト削減が可能です。
デメリット:初期の学習コスト・人材確保 内製化のデメリットは、初期の学習コストと人材確保の難しさです。SEOの基礎知識を習得するまでに3〜6ヶ月、実践的なスキルを身につけるまでにさらに6ヶ月程度かかります。この期間中は、試行錯誤による機会損失も発生します。
また、SEO専任担当者を採用または育成する必要があり、適切な人材を見つけるのが難しいケースもあります。特に地方企業や中小企業では、SEOスキルを持つ人材の確保が課題となります。
内製化に必要なツール
SEO対策を内製化する際は、適切なツールを導入することで効率と効果を大幅に向上させることができます。
GA4・Googleサーチコンソール(必須) GA4(Google Analytics 4)とGoogleサーチコンソールは、SEO対策の基本ツールです。どちらも無料で利用でき、サイトのアクセス状況、検索キーワード、検索順位、クリック率などを把握できます。内製化を始める際は、まずこの2つのツールを使いこなせるようになることが最優先です。
GA4では、ユーザーの行動分析、コンバージョン計測、流入経路の分析が可能です。Googleサーチコンソールでは、どのキーワードで何位に表示されているか、クリック数・表示回数・CTRなどを確認できます。
ラッコキーワード・Ubersuggest(キーワード調査) ラッコキーワード(無料〜有料プラン月額990円〜)は、関連キーワードやサジェストキーワードを一括取得できる日本語対応ツールです。BtoB向けのロングテールキーワードを発見するのに最適です。
Ubersuggest(無料〜有料プラン月額2,999円〜)は、キーワードの検索ボリューム、SEO難易度、競合サイトの分析ができる海外ツールです。どちらも低コストで利用でき、キーワード戦略の立案に欠かせません。
Screaming Frog(テクニカルSEO) Screaming Frog SEO Spider(無料版あり、有料版年額149ポンド)は、サイト全体をクロールし、リンク切れ、重複コンテンツ、メタタグの不備などを検出できるテクニカルSEOツールです。サイト規模が大きい場合や、定期的なサイトチェックを行いたい場合に有効です。
Looker Studio(レポーティング) Looker Studio(旧Googleデータポータル、無料)は、GA4やGoogleサーチコンソールのデータを視覚化し、レポートを自動作成できるツールです。経営層や関係者への報告資料を効率的に作成でき、週次・月次でのデータ共有がスムーズになります。
内製化支援に強い代行会社の活用
完全に自社だけで内製化するのではなく、内製化支援に強い代行会社を活用することで、成功確率を高めることができます。
初期6ヶ月は代行、以降は内製に移行 理想的な内製化プロセスは、最初の6ヶ月は代行会社に主導してもらい、その間に自社担当者がOJT(On-the-Job Training)でスキルを習得する方法です。7ヶ月目以降は自社主導に切り替え、代行会社は月1回の相談やアドバイザー役に徹するという段階的な移行が効果的です。
この方法であれば、初期の試行錯誤による機会損失を最小化しながら、確実にノウハウを蓄積できます。
定期的なコンサルティングで質を維持 完全内製化後も、月1回程度の定期コンサルティングを受けることで、最新のSEOトレンドやアルゴリズム変動への対応が可能になります。Googleのアップデート後の対策や、行き詰まった際のセカンドオピニオンとして、外部の専門家を活用することで、内製化のメリットを保ちながら質を維持できます。
BtoB向けSEO対策代行に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- BtoB向けSEO対策はBtoCと何が違いますか?
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BtoB向けSEO対策とBtoC向けSEO対策の最大の違いは、ターゲットユーザーと購買プロセスの違いにあります。
BtoBでは、企業の意思決定者(経営者、部門長、担当者など)が検索ユーザーとなり、複数人による稟議や承認プロセスを経て購買が決定されます。そのため、検索キーワードは「○○ 比較」「○○ 導入事例」「○○ 費用対効果」といった、慎重に情報収集する際のロングテールキーワードが中心です。
一方、BtoCでは個人が検索ユーザーで、感情的な判断や衝動買いも多く、「○○ おすすめ」「○○ 人気」といった短期的な購買意欲に訴えるキーワードが重要です。
コンテンツの専門性にも違いがあります。BtoBでは、業界の専門知識や技術的な詳細情報を求めるユーザーが多いため、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を満たす高品質なコンテンツが必須です。ホワイトペーパー、導入事例、技術資料などの専門的なコンテンツが効果的です。
BtoCでは、分かりやすさやエンターテインメント性も重要で、一般消費者が理解できる平易な表現が求められます。
また、コンバージョンの定義も異なります。BtoBでは「資料請求」「問い合わせ」「ホワイトペーパーダウンロード」「ウェビナー申込」といった、商談に繋がるリード獲得が主なコンバージョンです。BtoCでは「商品購入」「カートへの追加」「会員登録」といった、直接的な購買行動がコンバージョンとなります。
- 成果が出るまでどのくらいかかりますか?
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SEO対策で成果が出るまでの期間は、サイトの現状や競合状況によって異なりますが、一般的には6ヶ月〜1年が目安です。
新規ドメインや、これまでSEO対策をほとんど行っていなかったサイトの場合、Googleがサイトの信頼性を評価するまでに時間がかかります。最初の3ヶ月は、検索順位が30位〜50位圏外から徐々に30位圏内に入ってくる段階です。4〜6ヶ月目で10〜30位圏内に入り、流入数が少しずつ増え始めます。7〜12ヶ月目で10位以内に複数のキーワードがランクインし、安定的な流入が得られるようになります。
ただし、すでにある程度のドメインパワー(被リンク数やコンテンツ量)があるサイトや、テクニカルSEOの改善余地が大きいサイトでは、3〜4ヶ月で効果が現れることもあります。
競合が強い業界(「会計ソフト」「CRM」など)では、1年以上かかるケースもあります。逆に、ニッチな専門分野や地域特化のキーワードでは、3〜6ヶ月で上位表示できることもあります。
早期に成果を実感するためには、テクニカルSEO(サイト構造改善、表示速度最適化)を優先的に行い、同時にコンテンツ制作を継続することが重要です。また、「検索順位」だけでなく「流入数」「リード獲得数」など、複数の指標でSEOの成果を評価することで、段階的な成長を実感できます。
- 最低契約期間はありますか?
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BtoB向けSEO対策代行の最低契約期間は、一般的に3ヶ月〜6ヶ月です。
SEO対策は効果が出るまでに時間がかかる施策であるため、多くの代行会社は最低契約期間を設定しています。コンサルティング型や成果報酬型の場合は3ヶ月が多く、コンテンツ制作代行型やフルサポート型の場合は6ヶ月〜1年の契約が一般的です。
最低契約期間を設ける理由は、SEO施策を実施してから効果が現れるまでに一定の期間が必要なためです。1〜2ヶ月で解約されてしまうと、施策の効果を検証できず、代行会社側もコストを回収できません。
ただし、一部の代行会社では、「3ヶ月のトライアル期間」を設けているケースもあります。トライアル期間中に、提案内容の質やコミュニケーションの相性を確認し、本契約に進むかどうかを判断できます。
契約前には、最低契約期間だけでなく、中途解約時の違約金や解約通知の期限(契約満了の1〜2ヶ月前など)も必ず確認しましょう。万が一、成果が出ない場合や相性が合わない場合に、どのように対応できるかを明確にしておくことが重要です。
- 地方の中小企業でも対応可能ですか?
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地方の中小企業でも、BtoB向けSEO対策代行は十分に対応可能です。
多くのSEO対策代行会社は、オンラインでのコミュニケーション(Zoom、Slack、Chatworkなど)に対応しているため、地理的な制約はほとんどありません。東京や大阪の代行会社であっても、北海道や九州の企業を支援しているケースが多数あります。
ただし、地方企業特有のメリットもあります。地域密着型の代行会社(本記事で紹介した「トモシビ」「セルサポ」「グラッドキューブ」など)は、対面でのMTGや現地訪問にも対応しており、細かなニュアンスを直接伝えやすいという利点があります。
また、地方企業が全国展開を目指す場合、地域特化のキーワード(「○○ 大阪」「○○ 福岡」など)と全国キーワードを組み合わせた戦略が効果的です。地域に強い代行会社は、このような戦略に精通しているケースが多いです。
予算面では、中小企業向けに月額10万円〜30万円のプランを提供している代行会社も増えています。初めてSEO対策を外注する場合は、まずは小規模のプランから始め、成果を確認しながら徐々に拡大していく方法がおすすめです。
- 成果報酬型のメリット・デメリットは?
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成果報酬型のSEO対策代行は、成果が出ない限り高額な費用が発生しないというメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。
メリット 最大のメリットは、初期投資を抑えられることです。月額固定費が不要または少額で済むため、予算が限られている中小企業でも導入しやすいです。また、成果(検索順位達成、リード獲得、商談化など)に応じて費用が発生するため、費用対効果を明確に把握できます。
デメリット 一方で、デメリットもあります。第一に、短期的な順位上昇を優先するあまり、低品質な被リンク購入など、Googleのガイドラインに違反する手法が用いられるリスクがあります。これにより、ペナルティを受けて検索順位が大幅に下落する可能性があります。
第二に、成果の定義が曖昧な場合、トラブルになりやすいです。「検索順位10位以内」が成果なのか、「リード獲得1件」が成果なのかを契約前に明確にしないと、後で揉める原因になります。
第三に、長期的なSEO戦略が疎かになる可能性があります。成果報酬型は「すぐに順位を上げること」にフォーカスしがちで、ユーザー体験の向上やコンテンツの質を高める施策が後回しになることがあります。
成果報酬型を選ぶ際は、「どのような手法で順位を上げるのか」「ホワイトハットSEO(Googleガイドラインに準拠した手法)を徹底しているか」を契約前に必ず確認しましょう。また、成果の定義と報酬体系を文書で明確にしておくことが重要です。
- 代行会社を変更する場合の注意点は?
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現在の代行会社から別の代行会社に変更する場合、いくつかの注意点があります。
契約書の解約条件を確認 まず、現在の契約書を確認し、解約通知の期限(契約満了の1〜2ヶ月前など)や中途解約時の違約金を確認しましょう。契約期間中に解約すると、残りの契約期間分の費用を請求されることがあります。
過去の施策内容とデータの引き継ぎ 次の代行会社にスムーズに移行するため、現在の代行会社から以下の情報を引き継ぎましょう。
- これまで実施した施策の詳細(キーワード戦略、コンテンツ一覧、被リンク一覧など)
- GA4やGoogleサーチコンソールのアクセス権限
- 効果測定レポートの過去データ
- WordPressなどCMSのアクセス権限
これらの情報がないと、次の代行会社が一から分析を始める必要があり、時間とコストがかかります。
低品質な被リンクのチェック 前の代行会社が低品質な被リンクを大量に設置していた場合、新しい代行会社がそれを否認する作業が必要になります。Googleサーチコンソールのリンクレポートを確認し、不自然な被リンクがないかをチェックしましょう。
移行期間のSEO施策停滞を避ける 代行会社の変更期間中は、SEO施策が停滞しがちです。移行期間を短くするために、次の代行会社の契約開始日を現在の契約終了日に合わせるなど、計画的に進めましょう。
- SEO対策とリスティング広告はどちらが効果的?
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SEO対策とリスティング広告は、それぞれ異なる特徴があり、どちらか一方ではなく、両方を組み合わせることが最も効果的です。
SEO対策の特徴 SEO対策は、中長期的な施策で、成果が出るまでに6ヶ月〜1年かかりますが、一度上位表示されれば安定的に流入が得られます。クリック単価(CPC)が不要なため、長期的にはコストパフォーマンスが非常に高いです。また、オーガニック検索結果は広告よりもクリック率が高く、ユーザーからの信頼度も高い傾向があります。
リスティング広告の特徴 リスティング広告は、即効性があり、出稿した当日から流入を獲得できます。予算やキーワードを柔軟に調整でき、短期的なキャンペーンや新商品のプロモーションに適しています。ただし、クリック単価が高騰しているキーワードでは、CPA(顧客獲得単価)が高くなりがちで、継続的な予算が必要です。
両方を組み合わせた戦略 理想的なのは、SEOと広告を組み合わせた戦略です。例えば、新規サービスのローンチ時はリスティング広告で即座に流入を獲得し、同時にSEO施策を開始します。6ヶ月後、SEOで上位表示されたキーワードは広告を停止し、予算を他のキーワードに振り向けます。これにより、トータルのマーケティングコストを最適化しながら、リード獲得数を最大化できます。
BtoB企業の場合、SEOは「認知〜興味関心」段階のユーザーを獲得し、リスティング広告は「比較検討〜購買決定」段階のユーザーを獲得する、といった役割分担が効果的です。
- 自社サイトのSEO診断は無料でできますか?
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多くのSEO対策代行会社では、初回の無料相談や無料SEO診断を提供しています。
無料SEO診断では、現在のサイトの問題点や改善すべき優先順位を診断してもらえます。具体的には、キーワード順位の現状、競合サイトとの比較、テクニカルSEOの課題(表示速度、モバイル対応、内部リンク構造など)、コンテンツの質と量、被リンクの状況などを分析してもらえます。
無料診断を活用する際のポイントは、複数の代行会社に診断を依頼し、提案内容を比較することです。各社の強みや提案の具体性を比較することで、自社に最適な代行会社を見極められます。
また、GoogleサーチコンソールやGA4を活用すれば、自社でも簡易的なSEO診断が可能です。検索順位やクリック率、ページ速度、モバイルユーザビリティなどの基本的な指標を確認し、明らかな問題点を洗い出すことができます。
ただし、無料診断はあくまで初期分析であり、詳細な競合分析やキーワード戦略の立案は、有料のコンサルティング契約が必要になるケースが多いです。無料診断を受ける際は、「どこまでが無料で、どこからが有料なのか」を事前に確認しましょう。
BtoB向けSEO対策代行会社を選ぶ際は、BtoB領域の実績と業界知識を最重視しましょう。BtoCとは戦略が異なるため、BtoB特有の購買プロセスや専門性の高いコンテンツ制作に精通した代行会社を選ぶことが成功の鍵です。
予算に応じたサービス範囲の見極めも重要です。月額10〜30万円のコンサルティング型、月額30〜60万円のスタンダードプラン、月額60万円以上のプレミアムプランなど、自社のリソースと目標に合わせて最適なプランを選択しましょう。
内製化支援の有無で長期的なコスト削減が可能になります。将来的に自社でSEO運用を行いたい場合は、ノウハウ移転プログラムや研修体制が整っている代行会社を選ぶことで、年間数百万円のコスト削減が実現できます。
無料相談・トライアルで担当者との相性を確認することも忘れずに。SEO施策は長期にわたるため、担当者の専門性やコミュニケーションの質が成果に直結します。契約前に必ず無料相談を受け、提案内容の具体性と担当者の信頼性を確認しましょう。
最後に、GA4連携など自社の分析基盤との整合性をチェックしてください。リード獲得や商談化率を正確に計測できる体制が整っていれば、SEO施策の効果を可視化し、継続的な改善が可能になります。
InnoMarkのようにLooker Studio連携・GA4分析に強みを持つ企業であれば、データドリブンなSEO戦略を実現できる代行会社との協業が最適解です。まずは無料相談で、DataVistaやlead-lab.jpの現状分析を依頼し、具体的な改善提案を受けることから始めましょう。
外部参考、引用記事
ナイル株式会社: https://nyle.co.jp/
テクロ株式会社: https://techro.co.jp/
株式会社LANY: https://lany.co.jp/
パキシーノ株式会社: https://paxinno.co.jp/
株式会社PLAN-B: https://www.plan-b.co.jp/
株式会社ウィルゲート: https://www.willgate.co.jp/
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