インサイドセールスのトークスクリプト作成ガイド【テンプレート付き】

「インサイドセールスで架電を始めたいが、何を話せばいいかわからない」「スクリプトを作ったが、棒読みになって成果が出ない」「受付で毎回断られてしまう」そんな悩みを抱えていませんか。

トークスクリプトはインサイドセールスの生命線です。しかし、単なる「読み上げ台本」を作っても成果にはつながりません。成果を出す組織のスクリプトに共通しているのは、顧客の課題を起点にした会話設計と、相手の反応に応じて柔軟に分岐できる構造です。

本記事では、SDR型(反響対応型)・BDR型(新規開拓型)それぞれの実践的なスクリプトテンプレート、受付突破のフレーズ集、よくある断り文句10パターンへの切り返しトーク、BANT情報を自然に引き出すヒアリング質問例まで、インサイドセールスのトークスクリプトに必要なすべてを網羅します。

この記事を読めば、明日の架電からすぐに使えるスクリプトが手に入り、商談設定数の改善に直結するトーク品質の向上が実現できます。

インサイドセールスの基本・役割・導入ステップはインサイドセールスとは?徹底解説をご覧ください。KPI設計と合わせて運用したい方はインサイドセールスのKPI設定完全ガイドも参考にしてください。

この記事は「インサイドセールスとは?徹底解説」の関連記事です。全体像を把握したい方はまとめ記事もご覧ください。

トークスクリプトとは?インサイドセールスにおける役割と重要性

トークスクリプトの定義とテレアポ台本との違い

トークスクリプトとは、インサイドセールスの架電時に使用する「会話の設計図」です。単なる読み上げ台本ではなく、相手の反応に応じて会話を分岐させる構造を持ち、ゴール(商談設定・情報取得・次回アクションの合意)に向けて会話を導くためのフレームワークです。

従来のテレアポ台本とインサイドセールスのトークスクリプトには明確な違いがあります。テレアポ台本は「アポイント獲得」を唯一のゴールとし、一方的に製品説明を行い、最後にアポ打診をする直線的な構造です。対して、インサイドセールスのトークスクリプトは「顧客の課題理解と信頼構築」を第一のゴールとし、ヒアリングを軸に相手の反応で分岐する設計です。すぐに商談化しないリードに対しても、次回フォローの合意を取り付け、中長期で育成する視点を持っています。

比較項目テレアポ台本ISトークスクリプト
ゴールアポイント獲得のみ課題理解→商談設定 or 次回アクション合意
構造直線型(一方通行)分岐型(相手の反応で展開が変わる)
会話の主導自社の製品説明が中心顧客の課題ヒアリングが中心
時間軸1回の架電で完結複数回の接触を前提
成果指標アポ獲得数商談化率・有効商談率

なぜトークスクリプトが商談化率を左右するのか

トークスクリプトの質が商談化率に直結する理由は3つあります。

1つ目は会話の再現性を高めることです。属人的な「あの人だから取れた商談」ではなく、「この構造で話せば誰でも一定の成果が出る」状態を作れます。トップパフォーマーの会話パターンをスクリプトに落とし込むことで、チーム全体の底上げが可能になります。

2つ目はヒアリングの網羅性を担保することです。スクリプトにBANT(Budget:予算、Authority:決裁権、Need:ニーズ、Timeline:導入時期)のヒアリング項目を組み込んでおけば、聞き漏らしを防げます。ヒアリングが十分なリードをフィールドセールスに渡せるため、有効商談率も向上します。

3つ目は新人の早期戦力化です。経験の浅いメンバーでも、スクリプトがあれば初日から架電を開始できます。「何を話すか」で迷う時間がなくなり、「どう話すか」の質の改善に集中できるようになります。スクリプトなしで新人を架電させると、戦力化に3〜6ヶ月かかるところ、スクリプト整備済みの組織では1〜2ヶ月で立ち上がるケースが多くあります。

成果が出るスクリプトの3つの共通点

商談化率15%以上を安定的に出している組織のスクリプトには、以下の3つの共通点があります。

共通点①:課題起点で始まる

自社の製品説明から入るのではなく、「御社では○○に課題を感じていらっしゃいませんか?」という顧客の課題から会話を始めます。人は自分の課題について話を聞いてもらえると感じたとき、初めて心を開きます。最初の30秒で「この人は私の状況を理解しようとしている」と感じてもらえるかどうかが、会話の成否を決めます。

共通点②:分岐構造を持っている

相手の反応が「興味あり」「どちらともいえない」「興味なし」の場合で、それぞれ次に何を話すかが設計されています。一本道のスクリプトでは、相手の反応に対応できず会話が止まってしまいます。想定される相手の反応を3〜5パターン洗い出し、それぞれの分岐先を用意しておくことが重要です。

共通点③:ネクストアクションが明確に定義されている

会話のゴールが「商談設定」だけではなく、「資料送付→翌週フォロー架電」「ウェビナー案内→参加後架電」「3ヶ月後の再架電」など、商談に至らない場合のネクストアクションも複数定義されています。1回の電話で商談化しないリードが大半であるため、この設計がないと大量のリードが放置されてしまいます。


トークスクリプトの基本構造|5パートフレームワーク

インサイドセールスのトークスクリプトは、以下の5つのパートで構成します。この順序に沿って会話を進めることで、自然な流れでヒアリングと商談設定が行えます。

【5パートフレームワーク】

Part 1:オープニング(自己紹介+架電理由)  → 15〜30秒
Part 2:アイスブレイク+許可取り           → 15〜30秒
Part 3:課題ヒアリング(BANT情報の取得)    → 3〜5分
Part 4:価値提案(課題に対する解決策の提示) → 1〜2分
Part 5:クロージング(ネクストアクションの合意)→ 30秒〜1分

合計目標時間:5〜10分

Part 1:オープニング(自己紹介+架電理由)

最初の15〜30秒で、自分が何者で、なぜ電話をしているのかを簡潔に伝えます。ここで長々と話すと、相手は「営業電話だ」と判断して切りたくなります。

オープニングの3要素

①名乗り(社名+氏名)、②架電理由(なぜあなたに電話しているのか)、③時間の許可取り(今お時間よろしいですか)の3つを、簡潔に15秒以内で伝えます。

SDR型の場合(資料請求者へのフォロー)

「お世話になります。株式会社○○の△△と申します。
先日、弊社Webサイトより○○の資料をダウンロードいただきまして、
そのお礼とご状況の確認でお電話いたしました。
2〜3分ほどお時間よろしいでしょうか?」

BDR型の場合(新規開拓のコールドコール)

「お世話になります。株式会社○○の△△と申します。
御社と同じ○○業界の企業様で、○○の課題解決をご支援しておりまして、
御社でも同様の課題をお持ちではないかと思いお電話いたしました。
1〜2分だけお時間いただけますでしょうか?」

オープニングのNG例

「弊社は○○を開発・販売している会社でして、おかげさまで創業○年、導入実績○社を超えまして…」と自社紹介を長々と話し始めるのは最も避けるべきパターンです。相手は自社の情報に興味がなく、「自分にとって何のメリットがある電話なのか」だけを知りたいと思っています。自社紹介は最小限に抑え、相手にとってのメリット(課題解決の可能性)を早く伝えることが重要です。

Part 2:アイスブレイク+許可取り

オープニングの後、すぐにヒアリングに入るのではなく、相手の緊張を解き、会話のペースを整える短いアイスブレイクを挟みます。

SDR型のアイスブレイク例

「ダウンロードいただいた資料、もうご覧いただけましたか?」

→ YES の場合:「ありがとうございます。ご覧いただいた上で、
  何か気になった点やご質問はありましたか?」

→ NO の場合:「お忙しいところ恐れ入ります。簡単にポイントだけ
  ご説明しますと、○○についてまとめた資料でして…」

BDR型のアイスブレイク例

「御社のWebサイトを拝見しまして、○○に力を入れていらっしゃると
拝察しました。○○の領域では今、△△が業界的な課題になっているのですが、
御社でもそういった課題感はおありですか?」

BDR型では、事前リサーチの内容をさりげなく示すことがアイスブレイクの鍵です。「この人は自社のことを調べた上で電話してきている」と感じてもらえると、一気に会話のハードルが下がります。逆に、何も調べずにかけてきた電話だと感じられると即座に切られます。

Part 3:課題ヒアリング(BANT情報の取得)

スクリプトの中核部分です。ここで顧客の課題を深掘りし、BANT情報(Budget:予算、Authority:決裁権、Need:ニーズ、Timeline:導入時期)を自然な会話の流れで取得します。

ヒアリングの大原則:「尋問」ではなく「対話」にする

BANT情報を取得するために質問を矢継ぎ早に浴びせると、相手は「尋問されている」と感じて心を閉ざします。1つ質問したら相手の回答を受け止め、共感や追加のコメントを挟んでから次の質問に移る「対話型ヒアリング」を心がけてください。

BANT情報を引き出す質問テンプレート

Need(ニーズ・課題)のヒアリング ※最初に聞く

「現在、○○に関して何かお困りのことはありますか?」

「○○の業務は、今どのような体制で運用されていますか?」

「もし1つだけ改善できるとしたら、何を変えたいですか?」

「○○についてお調べいただいたということは、
 何かきっかけがあったのでしょうか?」(SDR型で特に有効)

Timeline(導入時期)のヒアリング

「この課題は、いつ頃までに解決したいとお考えですか?」

「今期中に何か具体的に取り組まれるご予定はありますか?」

「もし良いソリューションが見つかった場合、
 どのくらいのスケジュール感で導入を進められそうですか?」

Budget(予算)のヒアリング ※直接聞きにくい場合の間接的な聞き方

「この領域で、年間どのくらいの投資をされていますか?」

「現在ご利用のツール(サービス)にかかっているコストは
 どの程度でしょうか?」

「仮にこの課題を解決する場合、予算の確保は
 これからの段階でしょうか?」

「同規模の企業様ですと、月額○万円〜○万円の範囲で
 導入されるケースが多いのですが、このあたりの金額感は
 いかがでしょうか?」

Authority(決裁権)のヒアリング

「こういったツール(サービス)の導入は、
 どなたが最終的にご判断されるのでしょうか?」

「○○様が情報収集されて、上長の方にご提案される
 ような流れでしょうか?」

「もし次のステップに進む場合、社内ではどのような
 検討プロセスになりますか?」

ヒアリングの順序のポイント

BANTの「N(ニーズ)」から始めるのが鉄則です。まだ信頼関係ができていない段階で予算や決裁権を聞くと、相手は警戒します。課題を聞いて共感し、信頼関係が少しできた段階でTimeline→Budget→Authorityの順に聞いていくのが自然な流れです。すべてを1回の電話で聞き出す必要はありません。初回は「N」と「T」が取れれば十分で、「B」と「A」は2回目以降のフォローで確認するケースも多くあります。

リードスコアリングの設計方法完全ガイド

Part 4:価値提案(課題に対する解決策の提示)

ヒアリングで得た課題に対して、自社の製品・サービスがどのように解決できるかを簡潔に伝えます。ここで重要なのは「機能の説明」ではなく「課題の解決」を語ることです。

価値提案の3ステップフォーマット

ステップ1:課題の要約(相手の言葉を使って要約する)
「今のお話ですと、○○が課題で、特に△△にお困りということですね。」

ステップ2:解決策の提示(自社がどう役立つか)
「まさにそこを弊社の○○で解決できます。
 具体的には、△△の部分を自動化することで、
 □□の工数が○%削減された事例がございます。」

ステップ3:事例の提示(同業種・同規模の実績)
「御社と同じ○○業界のA社様でも、導入3ヶ月で
 △△が○%改善された事例があります。」

価値提案は1〜2分以内に収めます。電話での長い説明は相手の集中力を削ぐだけです。詳細な説明はWeb会議やデモで行うものであり、この段階では「詳しく話を聞いてみたい」と思ってもらうことが目的です。

Part 5:クロージング(ネクストアクションの合意)

会話の最後に、具体的な次のステップを提案し、合意を取り付けます。「ご検討ください」で終わるのは最も避けるべきパターンです。

商談化の可能性が高い場合のクロージング

「ぜひ一度、30分ほどお時間をいただいて、
 画面共有で実際の画面をお見せしながら詳しくご説明させてください。
 来週でしたら○日の午前と△日の午後、どちらがご都合よろしいですか?」

二択で日程を提示する「ダブルバインド」のテクニックが有効です。「いつがよろしいですか?」とオープンに聞くと、相手は「確認して折り返します」と逃げやすくなります。

まだ検討段階で商談化は早い場合のクロージング

パターンA:資料送付+フォロー架電
「それでは、今おっしゃった○○の課題に関連する事例資料を
 メールでお送りしますね。お忙しいと思いますので、
 1週間後にあらためてお電話して、ご感想を伺えればと思います。
 来週の○曜日、同じくらいの時間帯でよろしいでしょうか?」

パターンB:ウェビナー案内
「実は来月○日に、○○をテーマにしたオンラインセミナーを
 開催予定です。30分で○○のポイントがわかる内容ですので、
 よろしければご案内をお送りしてもよいですか?」

パターンC:長期フォローへの移行
「承知いたしました。すぐのご検討ではないとのことですので、
 今後○○に関する情報を定期的にお届けしますね。
 3ヶ月後くらいに一度状況をお伺いするお電話を差し上げても
 よろしいですか?」

どのパターンでも共通して重要なのは、「次にいつ、何をするか」を明確に合意することです。「またご連絡します」「何かあればお電話ください」はネクストアクションではありません。日付と内容を具体的に決めることで、リードが自然消滅するのを防ぎます。

リード獲得後のナーチャリング設計完全ガイド


【SDR型テンプレート】資料請求・問い合わせリードへのフォロー架電スクリプト

SDR型(反響対応型)のスクリプトは、すでに自社に興味を示しているリードへのフォロー架電を想定しています。相手は資料請求やウェビナー参加などのアクションを起こしているため、「なぜ電話してきたのか」の説明がしやすく、会話のハードルが低い点が特徴です。

資料ダウンロード者への架電スクリプト全文

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【SDR型スクリプト:資料DLフォロー】
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■ Part 1:オープニング(15秒)

「お世話になります。株式会社○○の△△と申します。
 先日、弊社の『○○ガイド』をダウンロードいただきまして
 ありがとうございます。本日はそのお礼と、
 少しだけお話を伺いたくお電話いたしました。
 2〜3分ほどよろしいでしょうか?」

→ 「はい」の場合 → Part 2 へ
→ 「今忙しい」の場合 →
  「承知いたしました。いつ頃でしたらお手すきでしょうか?
   改めてお電話させていただきます。」
  ※ 日時を確定して CRM に記録

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■ Part 2:アイスブレイク(15〜30秒)

「資料のほうはもうご覧いただけましたか?」

→ 「はい、見ました」の場合:
  「ありがとうございます。何か特に気になった点や
   ご質問はありましたか?」

→ 「まだ見ていない」の場合:
  「お忙しいですよね。簡単に内容をお伝えすると、
   ○○の課題を解決するための△△についてまとめた資料です。
   ちなみに○○様が資料をお探しになったきっかけは
   何かおありだったのでしょうか?」

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■ Part 3:課題ヒアリング(3〜5分)

【Need(課題)】
「現在、○○に関してどのような状況でいらっしゃいますか?」

→ 課題が出てきたら、深掘り:
「具体的にはどのような場面でお困りですか?」
「それによって、どのような影響が出ていますか?」

【Timeline(時期)】
「この課題については、いつ頃までに改善したいと
 お考えですか?」

「今期中に何か取り組まれるご予定はありますか?」

【Budget(予算)※ 初回は軽く触れる程度】
「こういったツール(サービス)への投資は、
 これからご検討される段階でしょうか?」

【Authority(決裁)※ 初回は軽く触れる程度】
「こういったご検討は、○○様が主導されているのですか?」

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■ Part 4:価値提案(1〜2分)

「お話を伺った限りですと、○○が課題で、
 特に△△に困っていらっしゃるということですね。

 まさにその部分を弊社の○○で解決できます。
 御社と同じ業界のA社様では、導入後3ヶ月で
 △△の工数が○%削減されています。

 一度、30分ほどお時間をいただいて、
 実際の画面をお見せしながら詳しくご説明させて
 いただけないでしょうか。」

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■ Part 5:クロージング(30秒〜1分)

→ 商談OK の場合:
「ありがとうございます。来週ですと○日の午前と
 △日の午後、どちらがご都合よろしいですか?
 ZoomのURLは前日にメールでお送りします。
 当日は○○の資料もお持ちしますね。」

→ まだ早い の場合:
「承知いたしました。それでは、御社の課題に
 近い事例資料をメールでお送りしますね。
 1週間後の○日に改めてお電話して、
 ご感想を伺ってもよろしいですか?」

→ 興味なし の場合:
「かしこまりました。今後、○○に関する情報を
 メールでお届けしてもよろしいですか?
 何かお困りのことが出てきましたら、
 いつでもお気軽にご連絡ください。
 本日はお時間いただきありがとうございました。」

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■ 架電後のアクション
□ CRM に通話内容・BANT 情報を記録
□ ネクストアクション(日時・内容)を登録
□ 資料送付が必要な場合は 30 分以内にメール送信
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ウェビナー参加者へのフォロー架電スクリプト

ウェビナー参加者は、時間を使って自社のコンテンツに触れた「温度感の高いリード」です。ウェビナーの内容を起点に会話を進めることで、自然なヒアリングが可能です。

■ オープニング

「お世話になります。株式会社○○の△△です。
 先日は弊社ウェビナー『○○』にご参加いただき
 ありがとうございました。本日はご参加のお礼と、
 少しお話を伺いたくお電話いたしました。」

■ アイスブレイク

「ウェビナーの内容はいかがでしたか?
 何か特に参考になった点や、もう少し詳しく
 知りたいと思われた部分はありましたか?」

→ 具体的な感想が返ってきたら、その内容を深掘り
→ 「よくわからなかった」の場合は、
  「どのあたりがわかりにくかったですか?」と確認し、
  補足説明をしながら課題ヒアリングへ移行

■ 課題ヒアリング

「ウェビナーでお話しした○○について、
 御社では現在どのような状況でいらっしゃいますか?」

※ 以降は5パートフレームワークのPart 3〜5と同様

BtoBウェビナーの集客・申込率を改善する完全ガイド


【BDR型テンプレート】新規開拓のコールドコールスクリプト

BDR型(新規開拓型)のスクリプトは、まだ自社を知らない・興味を持っていない企業への架電を想定しています。SDR型と比較して難易度が高く、受付突破→キーパーソン接続→課題の掘り起こし→次回アクションの合意という長いプロセスを設計する必要があります。

受付突破スクリプト

BDR型の最初の壁が受付突破です。受付担当者は営業電話をブロックする役割を担っているため、「営業電話だ」と判断されないトークが必要です。

受付突破の3つの原則

原則①は「短く・端的に用件を伝える」ことです。長い説明をすると営業電話だと判断されます。原則②は「担当者名を指名する」ことです。事前リサーチで担当者名がわかっている場合は必ず名前を出します。原則③は「営業色の強いフレーズを避ける」ことです。「ご提案」「ご紹介」「お得」といった言葉は受付ブロックのトリガーになります。

受付突破スクリプト:担当者名がわかっている場合

「お世話になります。株式会社○○の△△と申します。
 ○○部の□□様はいらっしゃいますか?」

→ 「どのようなご用件ですか?」と聞かれた場合:
「○○の件でお電話しております。お取り次ぎいただけますか。」

※ 用件は簡潔に。詳しく説明しようとすると営業電話だと判断される

受付突破スクリプト:担当者名がわからない場合

パターンA:部署指定
「お世話になります。株式会社○○の△△です。
 マーケティングご担当の方にお取り次ぎいただけますか。
 ○○の件でご連絡しております。」

パターンB:課題起点
「お世話になります。株式会社○○の△△です。
 御社の○○に関する取り組みについてお話を伺いたいのですが、
 ご担当の方はどなたになりますでしょうか?」

パターンC:情報提供型
「お世話になります。株式会社○○の△△です。
 御社と同じ○○業界の企業様にお役立ちの情報を
 ご案内しているのですが、○○のご担当の方に
 お取り次ぎいただけますか。」

受付で断られた場合の対応

「営業のお電話はお断りしています」
→「かしこまりました。それでは、資料だけメールで
  お送りさせていただいてもよろしいですか?
  ○○部宛てのメールアドレスを教えていただけますか。」

「担当者が不在です」
→「かしこまりました。何時頃お戻りでしょうか?
  また、お名前を教えていただけますと助かります。」

「必要ありません」
→「承知いたしました。お時間をいただきありがとうございます。
  失礼いたします。」
  ※ 無理に食い下がらない。別日・別チャネルで再アプローチ

キーパーソン接続後のコールドコールスクリプト全文

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【BDR型スクリプト:新規開拓コールドコール】
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■ Part 1:オープニング(15秒)

「お世話になります。株式会社○○の△△と申します。
 突然のお電話で恐れ入ります。
 御社と同じ○○業界の企業様で、△△の課題解決を
 ご支援しておりまして、御社にもお役に立てるのではと
 思いお電話いたしました。1分だけお時間よろしいですか?」

→「1分だけ」と短い時間を提示することで承諾率が上がる

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■ Part 2:アイスブレイク+事前リサーチの提示(30秒)

「御社のWebサイトを拝見しまして、
 ○○事業に注力されていると拝察しました。
 この領域では今、△△が業界的な課題になっているのですが、
 □□様のお立場で、こういった課題感はおありですか?」

→ 「うちは大丈夫」の場合:
  「それは素晴らしいですね。差し支えなければ、
   どのような取り組みをされているか教えていただけますか?
   弊社のお客様の参考にさせていただきたく…」
  ※ 相手の優位性を認め、情報交換の形に転換

→ 「そうですね、課題です」の場合:
  → Part 3 ヒアリングへ

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■ Part 3:課題ヒアリング(2〜3分)

「ありがとうございます。もう少し詳しくお聞かせください。
 具体的にはどのような場面で課題を感じていらっしゃいますか?」

「その課題に対して、今何か対策は打たれていますか?」

「もし改善できるとしたら、どのくらいのインパクトが
 ありそうですか?」

※ BDR型では初回で全BANTを取ろうとしない
※ NeedとTimelineが確認できれば初回としては十分

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■ Part 4:価値提案(1分)

「お話を伺うと、○○が課題で△△に影響が出ている
 ということですね。
 弊社では○○業界に特化した○○を提供しておりまして、
 B社様では導入後○ヶ月で△△を□□%改善された
 実績があります。」

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■ Part 5:クロージング(30秒〜1分)

→ 興味を示した場合:
「具体的な事例や御社への活用イメージを、
 15〜20分のオンラインで簡単にご紹介できるのですが、
 来週○日のご都合はいかがですか?」

→ まだ早い場合:
「承知いたしました。同業他社様の事例をまとめた資料が
 ありますので、メールでお送りしてもよいですか?
 2週間後にあらためてお電話して、ご感想を伺えればと
 思います。」

→ 興味なし の場合:
「かしこまりました。お忙しい中ありがとうございました。
 今後何かお困りのことがございましたら、
 いつでもご連絡ください。失礼いたします。」

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■ 架電後のアクション
□ CRM に通話内容・課題情報を記録
□ ネクストアクション(日時・内容)を登録
□ 不在の場合は時間帯を変えて最低3回はリダイヤル
□ 資料送付後のフォロー架電日をカレンダーに登録
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断り文句10パターンへの切り返しトーク集

架電では断られるのが日常です。重要なのは、断り文句のパターンを事前に把握し、適切な切り返しを用意しておくことです。以下、BtoBインサイドセールスで頻出する断り文句10パターンと、それぞれの切り返しトークを紹介します。

切り返しの大原則

切り返しの目的は「相手を言い負かすこと」ではなく、「会話を続ける許可を得ること」です。相手の発言を一度受け止め(共感し)、その上で別の角度から会話の継続を提案します。強引に切り返すと不信感を与え、企業のブランドイメージを損ないます。2回切り返しても断られた場合は潔く引き下がり、別日・別チャネルでの再アプローチを検討しましょう。

断り文句切り返しトーク例
①「今忙しいです」「お忙しいところ申し訳ございません。1分だけお時間いただくか、改めてお電話させていただくのと、どちらがよろしいですか?ご都合の良い日時を教えていただけますと助かります。」
②「間に合っています」「承知いたしました。ちなみに現在はどのようなツール(方法)で対応されていますか?同じ方法をお使いの企業様で、○○の部分を改善された事例がありまして、情報提供だけでもさせていただけないでしょうか。」
③「予算がありません」「おっしゃる通り、予算の確保は重要なポイントですよね。すぐの導入ではなく、次の予算策定の際にご検討いただくための情報として、まずは事例資料をお送りしてもよろしいですか?」
④「上に確認しないと…」「もちろんです。上長の方にご説明される際に参考になる資料をお送りできますが、いかがですか?また、もしよろしければ上長の方も含めた15分のオンラインミーティングをセッティングすることもできます。」
⑤「資料だけ送ってください」「かしこまりました。お送りします。御社に合った資料をお送りしたいので、1つだけ伺ってもよいですか?現在、○○に関してどのような課題をお持ちですか?(最低限の課題情報を取得してから資料送付)」
⑥「他社と比較検討中です」「そうでしたか。ちなみにどちらのサービスをご検討されていますか?比較のポイントについて、客観的にお伝えできることもあるかと思いますので、情報交換の場として一度お話しさせていただけませんか。」
⑦「以前使ったが合わなかった」「貴重なご経験ですね。差し支えなければ、どのあたりが合わなかったか教えていただけますか?当時の課題が弊社の○○では改善されていることが多いので、その点だけでもお伝えできればと思います。」
⑧「検討する時期ではない」「承知いたしました。ちなみに、次にご検討される可能性があるのはいつ頃でしょうか?そのタイミングで改めてご連絡してもよろしいですか?その前に参考になる業界レポートをお送りしますね。」
⑨「電話は苦手なので…」「失礼いたしました。メールでのやり取りのほうがよろしいですか?簡単な質問をメールでお送りしますので、ご都合の良いときにご返信いただければ幸いです。」
⑩「営業電話はお断りしています」「大変失礼いたしました。営業のお電話ではなく、○○に関する情報提供のご連絡でしたが、ご迷惑でしたら申し訳ございません。メールで資料だけお送りしてもよろしいですか?」 ※2回断られたら無理に食い下がらず引き下がる

インサイドセールス代行おすすめ12社比較


スクリプト作成の実践5ステップ

本記事のテンプレートをそのまま使うのではなく、自社の商材・ターゲット・営業スタイルに合わせてカスタマイズすることが重要です。以下の5ステップで自社専用のスクリプトを作成してください。

ステップ1:ターゲットと架電の目的を定義する

まず「誰に、何のために電話するのか」を明確にします。ターゲットの業種、企業規模、役職、想定される課題をリストアップし、架電のゴール(商談設定、情報取得、次回アクション合意など)を決定します。

例えば「従業員50〜300名のSaaS企業のマーケティング責任者に、リード管理の課題をヒアリングし、MAツールのデモ商談を設定する」のように、具体的に定義します。ターゲットが曖昧なスクリプトは、誰にも刺さりません。

ステップ2:トップパフォーマーの通話を分析する

社内にすでにインサイドセールスの経験者がいる場合、その中で最も成果を出しているメンバーの通話録音を5〜10件分析します。「最初の30秒で何を話しているか」「どのような質問でヒアリングしているか」「どのタイミングで商談を提案しているか」「断られたときにどう切り返しているか」を書き起こし、共通するパターンを抽出します。

通話録音がない場合は、MiiTelなどのCTI/通話分析ツールの導入を検討してください。録音データなしにスクリプトの質を改善することは困難です。

SFAとCRMの違いと選び方

ステップ3:5パートフレームワークに当てはめる

本記事で解説した5パートフレームワーク(オープニング→アイスブレイク→課題ヒアリング→価値提案→クロージング)に、自社の商材と分析結果を当てはめてスクリプトを作成します。

作成のポイントとして、各パートの想定時間を決め、合計10分以内を目安にします。相手の反応による分岐を最低3パターン(ポジティブ/ニュートラル/ネガティブ)用意します。自社の強みや事例は「課題解決」の文脈で語り、機能列挙は避けます。ヒアリング質問は「自然な会話で聞ける形」に言い換え、尋問調にならないよう注意します。

ステップ4:ロールプレイングでテスト・修正する

作成したスクリプトを、チームメンバー同士のロールプレイングで検証します。1人がインサイドセールス役、もう1人が顧客役を演じ、実際の架電と同じ条件で会話を進めます。

チェックすべきポイントは、オープニングで「営業電話だ」と感じさせないか、ヒアリングが自然な会話の流れになっているか、価値提案が顧客の課題に紐づいているか、クロージングでネクストアクションが明確に提示されているか、想定外の反応が出たときに対応できるかの5点です。

顧客役の人は、わざと断り文句を言ったり、想定外の質問をしたりして、スクリプトの穴を見つけることを心がけてください。ロールプレイングで詰まった部分は、スクリプトの分岐が不足している箇所です。

ステップ5:実践→通話レビュー→改善のサイクルを回す

スクリプトは「一度作ったら完成」ではありません。実際の架電で使い、週次で通話録音をレビューし、改善し続けることで精度が上がります。

具体的な改善サイクルとして、まず月曜〜木曜は実際の架電でスクリプトを使用します。金曜日にチームで通話レビュー会議(30分)を実施し、「商談化した通話」と「商談化しなかった通話」の違いを分析します。分析結果を基にスクリプトの該当箇所を修正し、翌週から新しいバージョンで運用を開始します。

スクリプトにはバージョン番号(v1.0、v1.1、v2.0など)をつけて管理し、どの変更が商談化率の向上に寄与したかを追跡できるようにしておくと、改善の方向性が明確になります。

インサイドセールスのKPI設定完全ガイド


スクリプト運用の3つの注意点

注意点①:棒読みにならないためのコツ

スクリプトの最大の落とし穴は「棒読み」です。書いてあることをそのまま読み上げると、相手は即座に「マニュアルを読んでいる」と気づき、不信感を抱きます。

棒読みを防ぐためには、スクリプトの一言一句を暗記するのではなく、各パートで「何を伝えるべきか」のキーポイントを覚え、自分の言葉で話すようにします。スクリプトは「地図」であり、「読む台本」ではないと認識することが重要です。話すスピードを意識的に落とし、相手の反応を確認しながら進めます。相手の名前を会話中に2〜3回呼ぶことで、パーソナルな会話の雰囲気を作ります。

注意点②:聞くことと話すことの比率

理想的な会話の比率は「相手が話す時間60%、自分が話す時間40%」です。自分ばかり話しているインサイドセールスは、ヒアリングができていません。質問を投げかけ、相手が話し始めたら最後まで聞き、要約して確認し、それから次の質問や提案に移ります。

MiiTelなどの通話分析ツールでは、「Talk-Listen比率」を自動計測できます。自分の話す割合が60%を超えている場合は、質問の頻度を増やし、相手に話してもらう時間を意識的に確保してください。

注意点③:スクリプトの属人化を防ぐ管理方法

スクリプトは個人のメモ帳に保存するのではなく、チーム全体で共有・管理します。Googleドキュメントやナレッジベース(Notion、Confluenceなど)に最新バージョンを常に格納し、全メンバーが同じスクリプトを使っている状態を維持します。

メンバーが個人的に修正したバージョンを使い始めると、チーム全体の品質管理が困難になります。スクリプトの変更はマネージャーの承認を経て反映し、変更履歴を残すルールを設けてください。成功した切り返しフレーズや新しいヒアリング質問は、週次レビューで共有し、正式にスクリプトへ反映する仕組みを作ることが重要です。


よくある質問

トークスクリプトは暗記すべきですか?

一言一句を暗記する必要はありません。各パート(オープニング・ヒアリング・価値提案・クロージング)で「何を伝えるべきか」「何を聞くべきか」のキーポイントを覚え、自分の言葉で話すのが理想です。ただし、オープニングの最初の15秒だけは、何度も練習してスムーズに言えるようにしておくべきです。最初の印象が会話全体の雰囲気を決定します。スクリプトはデスクの横に置いておき、会話に詰まったときにチラッと確認する「カンニングペーパー」として使うのが実践的な運用方法です。

スクリプトは何パターン用意すべきですか?

最低限必要なのは、SDR型(反響対応)とBDR型(新規開拓)の2パターンです。さらに細分化する場合は、リードソース別(資料DL者向け、ウェビナー参加者向け、展示会名刺向け)や業種別(IT企業向け、製造業向け)でパターンを追加します。ただし、最初から多くのパターンを作ると管理が煩雑になるため、まず2パターンで運用を開始し、3ヶ月間の実績データを見ながら必要に応じて追加していくのがおすすめです。パターンが増えすぎた場合は、共通部分をベーススクリプトとして統合し、差分部分だけを別管理する「モジュール型」の管理方法に移行しましょう。

新人でもスクリプトがあればすぐに架電できますか?

スクリプトがあれば初日から架電を開始することは可能です。ただし、スクリプトだけでは商材知識、業界理解、ヒアリングスキルが不足するため、最初の1〜2週間は「準備→ロールプレイング→モニタリング架電→独り立ち」という段階を踏むのが理想的です。具体的には、初日〜3日目はスクリプトの読み込みと商材研修を行い、4日目〜1週目は先輩の架電を横で聞く「モニタリング」と、先輩を顧客役にしたロールプレイングを繰り返します。2週目から先輩の横で実際に架電を開始し(困ったときに先輩がフォローできる状態)、3週目以降に独り立ちさせます。スクリプトが整備されている組織では、未経験者でも1ヶ月で戦力化できるケースが多いです。

AIでトークスクリプトを作成できますか?

ChatGPTやClaudeなどの生成AIを活用してスクリプトの「たたき台」を作成することは有効です。「当社はBtoB SaaS企業で、従業員50〜300名の企業のマーケティング担当者に、MAツールの商談を設定したい。SDR型のトークスクリプトを5パート構成で作成してください」のようにプロンプトを入力すれば、構造化されたスクリプトが生成されます。ただし、AI生成のスクリプトは「一般的な正解」であり、自社の商材特性や顧客の実際の反応パターンは反映されていません。AIで作成したたたき台を基に、自社の事例・数値・業界固有の表現に置き換え、ロールプレイングと実践でブラッシュアップしていくプロセスが必要です。MiiTelなどのCTIツールのAI分析機能と組み合わせれば、通話データから効果的なフレーズを自動抽出し、スクリプトの改善にも活用できます。

スクリプトの効果測定はどうすればよいですか?

スクリプトの効果は、以下の3つの指標で測定します。1つ目は「商談化率」で、スクリプト変更前後で商談設定数÷対応リード数の比率がどう変化したかを比較します。2つ目は「有効商談率」で、フィールドセールスが「有効だった」と判断した商談の割合がスクリプト変更で改善されたかを確認します。3つ目は「通話時間と商談化の相関」で、商談化した通話と商談化しなかった通話の平均通話時間を比較し、最適な通話時間を特定します。一般的には3〜7分の通話が最も商談化率が高い傾向にあります。スクリプトの大きな変更は月1回程度にとどめ、変更前後で最低2週間ずつのデータを比較してください。細かい修正を毎日加えると、どの変更が効果を生んだのか特定できなくなります。


まとめ:成果を出すスクリプトの3つの鍵

本記事で解説したトークスクリプト作成のポイントを3つにまとめます。

鍵①:課題起点で設計し、分岐構造を持たせる

自社の製品説明からではなく、顧客の課題から会話を始めます。5パートフレームワーク(オープニング→アイスブレイク→課題ヒアリング→価値提案→クロージング)に沿い、相手の反応で分岐する構造を設計します。商談化しない場合のネクストアクション(資料送付、ウェビナー案内、長期フォローなど)も複数用意し、リードを放置しない仕組みを作ります。

鍵②:SDR型とBDR型で設計を変える

SDR型(反響対応型)は、相手がすでに興味を示しているため、オープニングで架電理由を伝えやすく、ヒアリングに時間を割けます。BDR型(新規開拓型)は、受付突破という追加のハードルがあり、事前リサーチに基づく仮説提示で会話のきっかけを作る必要があります。自社の営業タイプに合わせてスクリプトを選択し、カスタマイズしてください。

鍵③:作って終わりにせず、週次で改善し続ける

スクリプトは「生き物」です。市場環境、競合状況、顧客の反応パターンは常に変化しています。週次の通話レビューで「商談化した通話」と「商談化しなかった通話」を比較分析し、効果的なフレーズを取り込み、機能しないフレーズを削除する改善サイクルを回し続けることが、商談化率の継続的な向上につながります。

本記事のテンプレートを起点に、自社専用のトークスクリプトを作成し、明日の架電から活用してください。


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