営業成果が伸び悩み、「専門家の力を借りたい」と考えていませんか。しかし、営業コンサル会社は数多く存在し、どこを選べば自社の課題を解決できるのか判断が難しいのが現実です。実際、支援内容や費用体系を十分に比較せず契約した結果、期待した成果が得られなかったという企業も少なくありません。
本記事では、営業コンサル会社15社を徹底比較し、失敗しない選び方と費用相場を詳しく解説します。総合型から特化型まで、各社の強みや実績を明確に比較できるため、自社に最適なパートナーが見つかります。
営業組織を強化し、確実に成果を出すための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。
営業コンサル会社を選ぶ際は、各社の特徴や強みを正確に把握することが重要です。ここでは主要15社を総合型、特化型、業界特化型の3つに分類し、比較しやすい形で紹介します。自社の課題や目的に合わせて、最適な会社を見つけるための参考にしてください。
比較表で一目でわかる!営業コンサル会社15選
主要な営業コンサル会社15社の特徴を一覧表にまとめました。支援内容、得意領域、実績、費用目安を比較することで、自社のニーズに合った会社を効率的に絞り込めます。
| 会社名 | タイプ | 主な支援内容 | 得意領域 | 実績 | 費用目安 | 対象企業規模 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CLF PARTNERS | 総合型 | 戦略立案・人材育成・営業支援 | 一貫サポート | 350社、3,000人 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| セレブリックス | 総合型 | 戦略・研修・リード獲得 | 顧客開拓 | 1,300社、12,600件 | 要問合せ | 中小〜大手 |
| リブ・コンサルティング | 総合型 | 課題特定・戦略・PDCA構築 | 営業の型構築 | 2,500プロジェクト | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| パーソルプロセス&テクノロジー | 総合型 | 戦略・研修・新規開発 | 伴走型支援 | 200件 | 要問合せ | 中小〜大手 |
| ブレインパートナー | 総合型 | 営業分析・研修 | カスタマイズ | 大手実績多数 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| プロセルトラクション | 特化型 | 戦略・プロセス・プロダクト改善 | SaaS・新規事業 | 100件立上げ | 要問合せ | スタートアップ〜中堅 |
| ウィングパートナーズ | 特化型 | 戦略・ロープレ・営業支援 | 若手育成 | 代表営業1位 | 要問合せ | 中小〜中堅 |
| グローカル | 特化型 | 戦略・営業支援・組織構築 | 中小企業向け | 1,113件 | 月額30万円〜 | 中小企業 |
| インプレックス | 特化型 | 戦略・行動管理・研修 | 実践ノウハウ | 多業界支援 | 要問合せ | 中小〜中堅 |
| リベラルハーツ | 特化型 | 戦略〜データ分析全領域 | データ活用 | 100社 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| タナベコンサルティング | 業界特化 | 戦略・組織改革 | 製造業 | 60年の実績 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| 船井総合研究所 | 業界特化 | 業界別戦略 | 小売・サービス | 5,000社 | 要問合せ | 中小〜中堅 |
| アルヴァスデザイン | 業界特化 | BtoB営業特化 | IT・SaaS | 300社 | 要問合せ | スタートアップ〜中堅 |
| セールスフォース・ドットコム | 業界特化 | CRM活用支援 | IT全般 | グローバル実績 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
| 日本能率協会コンサルティング | 業界特化 | 製造業営業改革 | 製造業 | 70年の実績 | 要問合せ | 中堅〜大手 |
この比較表を活用し、自社の課題や予算に合った会社を3〜5社程度に絞り込むことをおすすめします。その後、各社の詳細情報を確認し、無料相談を通じて最終判断を行いましょう。
【総合型】大手営業コンサル会社5選
総合型の営業コンサル会社は、戦略立案から実行支援まで幅広く対応できる点が特徴です。組織全体の営業力強化や、複数の課題を同時に解決したい企業に適しています。ここでは実績豊富な大手5社を詳しく紹介します。
CLF PARTNERSの特徴と強み
基本情報
- 設立年:2012年
- 従業員数:50名以上
- 本社所在地:東京都港区
- 継続率:96.5%
主な支援内容 CLF PARTNERSは戦略立案、人材育成、営業支援を一貫して提供する総合型コンサルティング会社です。特に営業戦略の策定から実行、定着までをワンストップで支援する点が強みとなっています。
得意業界と企業規模
- IT・SaaS、製造業、人材サービス業など幅広い業界に対応
- 中堅企業から大手企業まで、従業員100名以上の組織に特に強み
実績 350社以上の支援実績があり、延べ3,000人以上の営業パーソンを育成してきました。継続率96.5%という高い数字は、クライアント満足度の高さを示しています。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- 営業組織全体の変革を目指す企業
- 戦略から実行まで一貫した支援を求める企業
- 長期的なパートナーシップを重視する企業
公式サイト https://clfpartners.co.jp/
セレブリックスの特徴と強み
基本情報
- 設立年:1998年
- 従業員数:450名以上の営業メンバー
- 本社所在地:東京都江東区
主な支援内容 セレブリックスは営業戦略立案、研修、リード獲得から受注まで、営業プロセス全体をカバーする総合型コンサルティング会社です。独自の「顧客開拓メソッド」により、再現性の高い営業組織を構築します。
得意業界と企業規模
- BtoB、BtoC問わず幅広い業界に対応
- 中小企業から大手企業まで柔軟に対応可能
実績 1,300社以上の支援実績があり、12,600件以上のプロジェクト実施経験を持ちます。25年以上の歴史から蓄積されたノウハウは業界トップクラスです。
費用目安 要問合せ(支援内容により変動)
- 新規顧客開拓に課題を感じている企業
- 営業組織の属人化を解消したい企業
- 実績豊富なコンサルタントを求める企業
公式サイト https://www.salescore.jp/
リブ・コンサルティングの特徴と強み
基本情報
- 設立年:2012年
- 従業員数:300名以上
- 本社所在地:東京都千代田区
主な支援内容 リブ・コンサルティングは課題特定から戦略立案、研修、PDCA構築まで、営業組織の「型」を作ることに特化しています。属人化を排除し、再現性の高い営業プロセスを構築することが得意です。
得意業界と企業規模
- IT、製造業、サービス業など多業界に対応
- 中堅企業から大手企業まで幅広く支援
実績 2,500以上のプロジェクト実績があり、営業組織改革において高い評価を得ています。特に営業プロセスの標準化において多くの成功事例を持ちます。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- 営業の属人化に悩む企業
- 営業プロセスを標準化したい企業
- データに基づく営業改革を求める企業
公式サイト https://www.lbc-consul.com/
パーソルプロセス&テクノロジーの特徴と強み
基本情報
- 設立年:2001年
- 従業員数:1,000名以上
- 本社所在地:東京都江東区
主な支援内容 パーソルプロセス&テクノロジーは営業戦略立案、研修、新規事業開発まで幅広く支援する伴走型コンサルティングが特徴です。人材サービス大手のパーソルグループならではの人材育成ノウハウを活かした支援を提供します。
得意業界と企業規模
- IT、製造業、流通業など多業界に対応
- 中小企業から大手企業まで柔軟に対応
実績 200件以上のプロジェクト実績があり、特に営業組織の立ち上げや再構築において高い評価を得ています。
費用目安 要問合せ(支援内容により変動)
- 伴走型の継続的な支援を求める企業
- 人材育成に重点を置きたい企業
- 新規事業の営業組織を立ち上げたい企業
公式サイト https://www.persol-pt.co.jp/
ブレインパートナーの特徴と強み
基本情報
- 設立年:2002年
- 従業員数:30名以上
- 本社所在地:東京都千代田区
主な支援内容 ブレインパートナーは営業分析と研修に特化したコンサルティング会社です。各企業の状況に合わせたカスタマイズ研修により、実践的な営業力向上を実現します。
得意業界と企業規模
- 製造業、IT、金融など幅広い業界に対応
- 中堅企業から大手企業まで支援実績が豊富
実績 大手企業を中心に多数の支援実績があり、特に営業スキル向上とマネジメント強化において高い評価を得ています。
費用目安 要問合せ(研修内容により変動)
- カスタマイズされた研修を求める企業
- 営業スキルの底上げを図りたい企業
- 大手企業の実績を重視する企業
公式サイト https://www.brainpartner.co.jp/
【特化型】領域特化の営業コンサル会社5選
特化型の営業コンサル会社は、特定の領域や課題に深い専門性を持つことが特徴です。SaaS企業、若手育成、中小企業支援など、明確なニーズがある企業に適しています。ここでは領域特化型の代表的な5社を紹介します。
プロセルトラクション(SaaS/新規事業特化)
基本情報
- 設立年:2014年
- 本社所在地:東京都港区
- 専門領域:SaaS、新規事業
主な支援内容 プロセルトラクションはSaaS企業と新規事業に特化した営業コンサルティング会社です。営業戦略、営業プロセス改善、プロダクト改善まで一気通貫で支援し、事業成長を加速させます。
得意業界と企業規模
- SaaS、IT、新規事業立ち上げ企業
- スタートアップから中堅企業まで
実績 100件以上の事業立ち上げ支援実績があり、SaaS業界では特に高い評価を得ています。プロダクトマーケットフィット達成から拡大フェーズまでの支援に強みを持ちます。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- SaaS事業を展開する企業
- 新規事業を立ち上げる企業
- プロダクトと営業を一体で改善したい企業
公式サイト https://www.protraction.co.jp/
ウィングパートナーズ(若手育成特化)
基本情報
- 設立年:2010年
- 本社所在地:東京都新宿区
- 専門領域:若手営業育成
主な支援内容 ウィングパートナーズは若手営業パーソンの育成に特化したコンサルティング会社です。戦略立案、ロールプレイング、営業同行を通じて、即戦力となる営業人材を育成します。
得意業界と企業規模
- 不動産、人材、IT など幅広い業界
- 中小企業から中堅企業まで
実績 代表自身が営業成績1位の実績を持ち、その経験を活かした実践的な指導が評価されています。特に20代〜30代前半の若手育成に強みがあります。
費用目安 要問合せ(支援内容により変動)
- 若手営業の早期戦力化を図りたい企業
- 実践的な営業スキルを身につけさせたい企業
- 少人数でも丁寧な指導を求める企業
公式サイト https://wingpartners.jp/
グローカル(中小企業特化)
基本情報
- 設立年:2008年
- 本社所在地:東京都港区
- 専門領域:中小企業向け営業支援
主な支援内容 グローカルは中小企業に特化した営業コンサルティング会社です。大企業向けの高額なコンサルティングではなく、中小企業でも実行可能な現実的な戦略と営業支援を提供します。
得意業界と企業規模
- 製造業、サービス業、小売業など
- 従業員数10名〜300名の中小企業
実績 1,113件の支援実績があり、中小企業における営業組織構築のノウハウが豊富です。月額30万円からという明確な料金体系も特徴です。
費用目安 月額30万円〜(契約内容により変動)
- 中小企業で予算が限られている企業
- 実行可能な現実的な戦略を求める企業
- 明確な料金体系を重視する企業
公式サイト https://www.glocal-marketing.jp/
インプレックス(実践型特化)
基本情報
- 設立年:2009年
- 本社所在地:東京都千代田区
- 専門領域:実践型営業支援
主な支援内容 インプレックスは現役営業マネージャーの実践ノウハウを活かした営業コンサルティングが特徴です。戦略立案だけでなく、行動管理や実践的な研修を通じて、確実に成果を出すことにこだわります。
得意業界と企業規模
- IT、製造業、サービス業など多業界
- 中小企業から中堅企業まで
実績 多業界での支援実績があり、特に営業マネージャー層の育成と行動管理の仕組み構築に強みを持ちます。
費用目安 要問合せ(支援内容により変動)
- 実践的な営業ノウハウを求める企業
- 営業マネージャーの育成を重視する企業
- 行動管理の仕組みを構築したい企業
公式サイト https://www.imprex.co.jp/
リベラルハーツ(データ分析特化)
基本情報
- 設立年:2015年
- 本社所在地:東京都渋谷区
- 専門領域:データ分析活用
主な支援内容 リベラルハーツは営業戦略からデータ分析まで全領域をカバーし、特にデータドリブンな営業組織構築に強みを持ちます。最高クラスの営業人材とデータサイエンティストが協働し、科学的な営業改革を支援します。
得意業界と企業規模
- IT、SaaS、EC など データ活用が重要な業界
- 中堅企業から大手企業まで
実績 100社以上の支援実績があり、データ分析を活用した営業プロセス改善において高い評価を得ています。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- データドリブンな営業組織を構築したい企業
- CRM・SFAのデータを活用したい企業
- 科学的なアプローチを重視する企業
公式サイト https://www.liberalhearts.co.jp/
【業界特化型】業界に強い営業コンサル会社5選
業界特化型の営業コンサル会社は、特定業界の商習慣や課題を深く理解している点が強みです。業界特有の営業ノウハウや成功事例を活用したい企業に適しています。ここでは主要な業界特化型5社を紹介します。
タナベコンサルティング(製造業特化)
基本情報
- 設立年:1957年
- 従業員数:300名以上
- 本社所在地:大阪府大阪市
- 専門領域:製造業
主な支援内容 タナベコンサルティングは60年以上の歴史を持つ老舗コンサルティング会社で、製造業の営業改革に特に強みを持ちます。戦略立案から組織改革まで、製造業特有の課題に対応した支援を提供します。
得意業界と企業規模
- 製造業全般(機械、電機、化学など)
- 中堅企業から大手企業まで
実績 60年以上の歴史の中で培った製造業ノウハウは業界トップクラスです。特に BtoB営業の高度化と販売チャネル改革において豊富な実績があります。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- 製造業で営業改革を目指す企業
- 長年の実績を重視する企業
- BtoB営業の高度化を図りたい企業
公式サイト https://www.tanabeconsulting.co.jp/
船井総合研究所(小売・サービス業特化)
基本情報
- 設立年:1970年
- 従業員数:600名以上
- 本社所在地:大阪府大阪市
- 専門領域:小売業、サービス業
主な支援内容 船井総合研究所は小売業とサービス業に強い総合コンサルティング会社です。業界別の専門チームが、各業界の特性に合わせた営業戦略と実行支援を提供します。
得意業界と企業規模
- 小売業、飲食業、美容業、医療など
- 中小企業から中堅企業まで
実績 5,000社以上の支援実績があり、特に地域密着型ビジネスの営業強化において豊富なノウハウを持ちます。
費用目安 要問合せ(支援内容により変動)
- 小売・サービス業で売上拡大を目指す企業
- 地域密着型ビジネスを展開する企業
- 業界特化の専門知識を求める企業
公式サイト https://www.funaisoken.co.jp/
アルヴァスデザイン(IT・SaaS特化)
基本情報
- 設立年:2016年
- 本社所在地:東京都港区
- 専門領域:IT、SaaS
主な支援内容 アルヴァスデザインはBtoB営業に特化し、特にIT・SaaS企業の営業支援に強みを持ちます。インサイドセールス構築からカスタマーサクセスまで、SaaS特有の営業プロセス全体を支援します。
得意業界と企業規模
- IT、SaaS、クラウドサービス
- スタートアップから中堅企業まで
実績 300社以上のIT・SaaS企業を支援し、特にインサイドセールス組織の立ち上げにおいて高い評価を得ています。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- IT・SaaS企業で営業組織を強化したい企業
- インサイドセールスを導入したい企業
- カスタマーサクセスを構築したい企業
公式サイト https://alvas-design.co.jp/
セールスフォース・ドットコム(IT・CRM活用特化)
基本情報
- 設立年:1999年(日本法人:2000年)
- 従業員数:グローバルで数万人
- 本社所在地:東京都千代田区
- 専門領域:CRM活用、IT全般
主な支援内容 セールスフォース・ドットコムは世界最大級のCRMプラットフォーム企業で、CRM活用による営業改革支援に強みを持ちます。システム導入だけでなく、営業プロセス改革やデータ活用戦略まで包括的に支援します。
得意業界と企業規模
- IT、金融、製造業、小売業など全業界
- 中堅企業から大手企業まで
実績 グローバルで数十万社の導入実績があり、CRM活用による営業改革では世界トップクラスの実績を誇ります。
費用目安 要問合せ(導入規模により大きく変動)
- CRMを活用した営業改革を目指す企業
- グローバル展開を視野に入れている企業
- データドリブンな営業組織を構築したい企業
公式サイト https://www.salesforce.com/jp/
日本能率協会コンサルティング(製造業営業改革特化)
基本情報
- 設立年:1942年
- 従業員数:200名以上
- 本社所在地:東京都港区
- 専門領域:製造業
主な支援内容 日本能率協会コンサルティングは70年以上の歴史を持ち、製造業の営業改革に特化したコンサルティングを提供します。特に技術営業の強化と販売チャネル戦略において豊富な実績があります。
得意業界と企業規模
- 製造業全般(特に機械、電機、化学)
- 中堅企業から大手企業まで
実績 70年以上の歴史の中で、製造業の営業改革において数多くの成功事例を持ちます。特にグローバル展開支援に強みがあります。
費用目安 要問合せ(プロジェクト規模により変動)
- 製造業で技術営業を強化したい企業
- グローバル展開を目指す製造業
- 長年の実績と信頼を重視する企業
公式サイト https://www.jmac.co.jp/
営業コンサル会社の選び方7つのポイント
営業コンサル会社を選ぶ際は、自社の課題や目標に合った会社を見極めることが重要です。ここでは失敗しないための7つの選定ポイントを詳しく解説します。これらのポイントを押さえることで、投資対効果の高い営業コンサルティングを実現できます。
ポイント①:自社の課題を明確にする
営業コンサル会社を選ぶ前に、まず自社の営業課題を明確にすることが最も重要です。課題が曖昧なまま依頼すると、適切な支援を受けられず、費用対効果が低くなってしまいます。
よくある営業課題のチェックリスト
以下のチェックリストで、自社の課題を整理しましょう。
- □ 新規顧客開拓がうまくいかない
- □ 営業プロセスが属人化している
- □ 受注率が低い
- □ 営業人材が育たない
- □ 商談化率が低い
- □ 失注理由が分析できていない
- □ 営業活動が見える化されていない
- □ 営業マネージャーのスキルが不足している
- □ 営業戦略が不明確
- □ CRM・SFAが活用できていない
課題別おすすめ会社マッピング
| 主な課題 | おすすめタイプ | 具体的な会社例 |
|---|---|---|
| 新規顧客開拓 | 総合型 | セレブリックス、CLF PARTNERS |
| 営業の属人化解消 | 総合型 | リブ・コンサルティング |
| 若手育成 | 特化型 | ウィングパートナーズ |
| SaaS事業立上げ | 特化型 | プロセルトラクション |
| データ活用 | 特化型 | リベラルハーツ |
| 中小企業の基礎強化 | 特化型 | グローカル |
課題を明確にした上で、その課題解決に実績のある会社を選ぶことが成功の第一歩です。複数の課題がある場合は、優先順位をつけて最も重要な課題から取り組みましょう。
ポイント②:支援範囲と対応領域を確認する
営業コンサル会社によって支援範囲は大きく異なります。戦略立案のみを行う会社もあれば、実行支援まで伴走する会社もあります。自社に必要な支援範囲を明確にし、それに対応できる会社を選ぶことが重要です。
支援範囲の比較
営業コンサルの支援範囲は、大きく以下の4つに分類できます。
- 戦略立案のみ
- 営業戦略の策定と提案
- 期間:1〜3ヶ月程度
- 費用:比較的低額
- 向いている企業:自社で実行できる体制がある企業
- 戦略立案+研修
- 戦略策定と営業スキル研修
- 期間:3〜6ヶ月程度
- 費用:中程度
- 向いている企業:営業スキル向上も必要な企業
- 実行支援・伴走型
- 戦略策定から実行まで継続的に支援
- 期間:6ヶ月〜2年程度
- 費用:高額
- 向いている企業:自社リソースが不足している企業
- フルパッケージ
- 戦略、研修、実行、組織構築まで全て
- 期間:1年以上
- 費用:最も高額
- 向いている企業:営業組織を抜本的に変革したい企業
一時的支援 vs 継続的伴走
| 項目 | 一時的支援 | 継続的伴走 |
|---|---|---|
| 期間 | 1〜6ヶ月 | 6ヶ月〜2年以上 |
| 主な内容 | 戦略策定、研修 | 実行支援、PDCA管理 |
| 費用感 | 数十万〜数百万円 | 月額数十万円〜 |
| メリット | コストが抑えられる | 確実に成果が出やすい |
| デメリット | 実行は自社で行う必要 | コストが高額になる |
| 向いている企業 | 実行力がある企業 | 伴走してほしい企業 |
自社の状況と予算を踏まえ、最適な支援範囲を選択しましょう。初めての場合は、まず短期間の支援から始め、効果を確認してから継続を判断するのも有効な方法です。
ポイント③:実績と事例をチェックする
営業コンサル会社を選ぶ際、実績と具体的な成功事例を確認することは非常に重要です。特に自社と同じ業界や同規模の企業での実績があるかどうかは、成果を左右する大きな要因となります。
同業界での成功事例の有無
同じ業界での支援実績がある会社を選ぶメリットは以下の通りです。
- 業界特有の商習慣を理解している
- 競合他社の戦略も把握している
- 業界に適した営業手法を提案できる
- 導入までの期間が短縮できる
確認すべきポイント:
- 自社と同じ業界での支援実績数
- 具体的な成功事例の内容
- クライアント企業名の公開有無
- 業界特化チームの存在
具体的な数値実績
抽象的な表現ではなく、具体的な数値で示された実績を確認しましょう。
確認すべき数値:
- 支援企業数:どれだけの企業を支援してきたか
- プロジェクト数:どれだけの案件を実施してきたか
- 成果指標:売上◯%向上、受注率◯%改善など
- 平均的な成果達成期間
- 契約継続率:クライアント満足度の指標
数値実績の例
| 会社名 | 支援企業数 | 主な成果指標 |
|---|---|---|
| セレブリックス | 1,300社 | 12,600プロジェクト |
| リブ・コンサルティング | 非公開 | 2,500プロジェクト |
| CLF PARTNERS | 350社 | 継続率96.5% |
| グローカル | 非公開 | 1,113件の支援 |
クライアント継続率
継続率は、クライアント満足度を測る重要な指標です。継続率が高い会社は、実際に成果を出している証拠といえます。
- 継続率90%以上:非常に高い満足度
- 継続率70〜89%:標準的な満足度
- 継続率70%未満:注意が必要
ただし、継続率を公開していない会社も多いため、直接問い合わせることをおすすめします。実績確認の際は、公式サイトの情報だけでなく、無料相談時に具体的な成功事例を詳しく聞くことが重要です。
ポイント④:費用対効果を検証する
営業コンサルティングは決して安い投資ではありません。費用対効果を事前に検証し、投資に見合うリターンが期待できるかを慎重に判断する必要があります。
費用相場の目安
営業コンサルティングの費用は、支援内容によって大きく異なります。
| 支援内容 | 費用相場 | 期間 |
|---|---|---|
| 戦略立案のみ | 50万〜200万円 | 1〜3ヶ月 |
| 戦略+研修 | 100万〜500万円 | 3〜6ヶ月 |
| 伴走型支援 | 月額30万〜100万円 | 6ヶ月〜 |
| フルパッケージ | 500万〜数千万円 | 1年以上 |
※企業規模や支援範囲により変動します
ROI計算の考え方
営業コンサルティングのROI(投資対効果)は、以下の式で簡易計算できます。
ROI = (営業改善による増収益 - コンサル費用) ÷ コンサル費用 × 100
計算例
- コンサル費用:年間600万円
- 営業改善による売上増加:3,000万円
- 粗利率:30%
- 増加粗利:900万円
ROI = (900万円 – 600万円) ÷ 600万円 × 100 = 50%
この場合、投資額の50%のリターンが得られる計算になります。
初期費用 vs ランニングコスト
営業コンサルティングの費用構造を理解することも重要です。
初期費用型
- メリット:総額が明確、予算管理しやすい
- デメリット:一括での支払いが必要
- 向いている企業:短期間で成果を出したい企業
ランニングコスト型(月額制)
- メリット:初期負担が少ない、柔軟に契約変更可能
- デメリット:総額が不明確、長期化するとコスト増
- 向いている企業:継続的な支援を求める企業
隠れコストに注意
契約時に明示されていないコストにも注意が必要です。
- 交通費・宿泊費(遠方の場合)
- 追加研修費用
- ツール導入費用
- データ分析費用
- 追加コンサルティング費用
契約前に、これらの追加費用の有無と条件を必ず確認しましょう。費用対効果を最大化するには、明確なKPIを設定し、定期的に進捗を確認することが重要です。
ポイント⑤:コンサルタントの質を見極める
営業コンサルティングの成果は、担当コンサルタントの質に大きく左右されます。会社のブランドだけでなく、実際に支援を担当する人材の経験やスキルを見極めることが重要です。
担当者の経歴・実績
担当コンサルタントについて、以下の点を確認しましょう。
確認ポイント:
- 営業経験年数:実務経験があるか
- コンサルティング実績:何社を支援してきたか
- 業界知識:自社業界の理解があるか
- 成功事例:具体的な成果を出しているか
- 資格・認定:関連する専門資格の有無
専任制 vs チーム制
営業コンサルティングの体制には、大きく2つのパターンがあります。
専任制
- メリット:
- 担当者との信頼関係を構築しやすい
- 自社の状況を深く理解してもらえる
- 意思決定が迅速
- デメリット:
- 担当者の能力に依存する
- 担当者の変更時に影響が大きい
- 向いている企業:中小企業、個別対応を重視する企業
チーム制
- メリット:
- 多角的な視点で支援を受けられる
- 専門分野ごとの専門家がサポート
- 属人化のリスクが低い
- デメリット:
- コミュニケーションコストが増える
- 情報共有に時間がかかる場合がある
- 向いている企業:中堅〜大手企業、包括的な支援を求める企業
無料相談での見極めポイント
初回の無料相談で、以下の点をチェックしましょう。
- ヒアリング力
- 自社の課題を深く掘り下げて聞いてくれるか
- 表面的な質問だけでなく、本質的な問題を探ろうとするか
- 提案力
- 具体的で実行可能な提案があるか
- 自社の状況に合わせたカスタマイズ提案か
- コミュニケーション
- 専門用語を分かりやすく説明してくれるか
- レスポンスは迅速か
- 話しやすい雰囲気か
- 実績の説明
- 類似企業での成功事例を具体的に説明できるか
- 数値データを用いて説明しているか
- 誠実さ
- できないことは正直に伝えてくれるか
- 過度な期待を持たせないか
- デメリットも説明してくれるか
複数社の無料相談を受け、比較検討することをおすすめします。相性も重要な要素なので、担当者との相性も判断材料に含めましょう。
ポイント⑥:契約形態と期間を確認する
営業コンサルティングの契約形態と期間は、費用やコミットメントに大きく影響します。自社の状況と目標に合った契約形態を選ぶことが、成功への重要なステップとなります。
スポット vs 顧問契約
営業コンサルティングの主な契約形態は以下の2つです。
スポット契約
- 特徴:特定のプロジェクトごとに契約
- 期間:1〜6ヶ月程度
- 費用:一括または分割払い
- メリット:
- 明確なゴール設定がしやすい
- 総費用が把握しやすい
- 短期間で成果を求められる
- デメリット:
- 継続的な支援が受けられない
- プロジェクト終了後のフォローが限定的
- 向いている企業:特定の課題解決を目指す企業
顧問契約(月額制)
- 特徴:継続的な支援を月額で契約
- 期間:6ヶ月〜2年以上
- 費用:月額固定または成果連動
- メリット:
- 継続的な改善が可能
- 柔軟な対応が受けられる
- PDCA サイクルを回せる
- デメリット:
- 総費用が高額になりやすい
- 依存体質になるリスク
- 向いている企業:組織全体の変革を目指す企業
最低契約期間
多くの営業コンサル会社には最低契約期間が設定されています。
| 契約タイプ | 一般的な最低契約期間 |
|---|---|
| 戦略立案のみ | 1〜3ヶ月 |
| 戦略+研修 | 3〜6ヶ月 |
| 伴走型支援 | 6〜12ヶ月 |
| 組織変革 | 12ヶ月以上 |
最低契約期間が長い場合、以下の点を確認しましょう:
- 中間評価のタイミング
- 進捗が芳しくない場合の対応
- 契約更新の判断基準
中途解約条件
契約前に必ず確認すべき重要事項です。
確認ポイント:
- 中途解約は可能か
- 解約時の違約金の有無と金額
- 解約申し出のタイミング(◯ヶ月前など)
- 解約時の成果物の取り扱い
- 支払い済み費用の返金条件
契約書で確認すべき主な項目
- 支援内容の詳細
- 契約期間と更新条件
- 費用と支払い条件
- 成果物の定義
- 責任範囲
- 秘密保持契約
- 中途解約条件
- 追加費用の発生条件
契約形態は自社の状況に合わせて選択し、不明点は契約前に必ず確認しましょう。特に中途解約条件は、万が一の際のリスクヘッジとして重要です。
ポイント⑦:相性とコミュニケーション
営業コンサルティングは長期的なパートナーシップです。担当者との相性やコミュニケーションの質は、プロジェクトの成否に大きく影響します。スキルや実績だけでなく、円滑に協働できるかどうかも重要な選定基準となります。
初回面談で確認すべきこと
初回面談は相性を見極める絶好の機会です。以下の点を注意深く観察しましょう。
コミュニケーションスタイル
- 一方的に話すのではなく、対話を重視しているか
- 専門用語を使いすぎず、分かりやすい言葉で説明してくれるか
- こちらの意見や懸念に真摯に耳を傾けてくれるか
- 質問に対して明確で具体的な回答をしてくれるか
価値観の一致
- 営業に対する考え方が自社と合致しているか
- 短期的な成果だけでなく、長期的な成長を考えてくれるか
- 自社の企業文化を尊重してくれるか
- 現場の営業担当者への配慮があるか
レスポンス速度
コンサルタントのレスポンス速度は、プロジェクト進行のスムーズさに直結します。
確認ポイント:
- 問い合わせへの返信は24時間以内か
- 緊急時の連絡体制は整っているか
- 定例ミーティング以外でも相談しやすいか
- メール、電話、チャットなど複数の連絡手段があるか
レスポンス速度の目安
| 連絡内容 | 望ましいレスポンス時間 |
|---|---|
| 通常の問い合わせ | 24時間以内 |
| 緊急の相談 | 即日〜翌営業日 |
| 定例報告 | 週次または月次 |
| 進捗確認 | 随時(柔軟に対応) |
報告体制
明確な報告体制があることで、プロジェクトの透明性が確保されます。
確認すべき報告体制:
- 定例ミーティングの頻度(週次、月次など)
- 報告書の提出タイミングと内容
- KPI達成状況の共有方法
- 課題発生時のエスカレーション経路
- 経営層への報告方法
良好な関係を築くためのチェックリスト
□ 担当者と話しやすい雰囲気がある □ 自社の業界や事業内容に興味を持ってくれている □ 現場の声を大切にする姿勢がある □ 成功だけでなく失敗も共有してくれる □ 建設的なフィードバックをくれる □ 自社の成長を本気で考えてくれている □ 定期的なコミュニケーションの場が設定されている
相性が合わない場合、いくら優秀なコンサルタントでも十分な成果を出すことは困難です。複数社と面談し、スキルと相性の両面から総合的に判断することをおすすめします。契約後も、定期的にコミュニケーションの質を振り返り、改善していく姿勢が重要です。
営業コンサル会社を選ぶ際は、自社の目的に特化した支援実績がある会社を選ぶことが成功への近道です。ここでは主な目的別に、おすすめの営業コンサル会社を厳選して紹介します。
新規事業立ち上げに強い会社3選
新規事業の立ち上げには、市場開拓から営業プロセス構築まで、通常の営業改善とは異なる専門知識が必要です。ゼロからの事業立ち上げ経験が豊富な会社を選びましょう。
1. プロセルトラクション
- 強み:SaaS・新規事業に特化した支援
- 実績:100件以上の事業立ち上げ
- 特徴:プロダクトマーケットフィット達成から拡大フェーズまで一貫支援
- おすすめ理由:新規事業特有の不確実性に対応できるノウハウが豊富
2. CLF PARTNERS
- 強み:戦略立案から実行まで一貫サポート
- 実績:350社以上、継続率96.5%
- 特徴:多様なコンサルタントによる多角的支援
- おすすめ理由:新規事業の初期段階から成長フェーズまで柔軟に対応
3. リブ・コンサルティング
- 強み:営業の「型」構築に強い
- 実績:2,500プロジェクト以上
- 特徴:再現性の高い営業プロセスの確立
- おすすめ理由:新規事業の営業組織を早期に立ち上げられる
新規事業では、初期の戦略が成否を分けます。市場分析からGo-to-Market戦略まで、包括的に支援してくれる会社を選びましょう。
営業組織の立て直しに強い会社3選
既存の営業組織が機能していない場合、根本的な課題を見つけ出し、組織全体を再構築する必要があります。組織改革の実績が豊富な会社を選びましょう。
1. セレブリックス
- 強み:顧客開拓メソッドによる組織改革
- 実績:1,300社、12,600件のプロジェクト
- 特徴:450人の営業メンバーによる実践的支援
- おすすめ理由:25年以上の歴史から培った組織改革ノウハウ
2. インプレックス
- 強み:現役マネージャーの実践ノウハウ
- 実績:多業界での営業組織立て直し実績
- 特徴:行動管理と研修による着実な改善
- おすすめ理由:営業マネージャー層の強化に定評
3. パーソルプロセス&テクノロジー
- 強み:伴走型の継続的支援
- 実績:200件以上のプロジェクト
- 特徴:人材育成とプロセス改善の両面からアプローチ
- おすすめ理由:人材サービス大手ならではの組織開発力
営業組織の立て直しには時間がかかります。短期的な成果だけでなく、長期的な視点で組織を変革してくれる会社を選びましょう。
若手営業育成に強い会社3選
若手営業の早期戦力化は、営業組織の競争力を高める重要な要素です。実践的な育成プログラムを持つ会社を選びましょう。
1. ウィングパートナーズ
- 強み:若手営業育成に特化
- 実績:代表自身が営業成績1位の経験
- 特徴:ロールプレイングと営業同行による実践指導
- おすすめ理由:20代〜30代前半の育成に特化した専門性
2. ブレインパートナー
- 強み:カスタマイズ研修
- 実績:大手企業での研修実績多数
- 特徴:各企業の状況に合わせた研修プログラム
- おすすめ理由:体系的な営業スキル習得が可能
3. リブ・コンサルティング
- 強み:営業の型構築による再現性
- 実績:2,500プロジェクト以上
- 特徴:属人化を排除した標準化プロセス
- おすすめ理由:若手でも成果を出せる仕組みを構築
若手育成では、座学だけでなく実践的なトレーニングが重要です。ロールプレイングや営業同行など、実践的な育成プログラムがある会社を選びましょう。
コストを抑えたい中小企業向け3選
中小企業では限られた予算の中で最大の効果を出す必要があります。費用対効果が高く、中小企業の実情を理解している会社を選びましょう。
1. グローカル(月額30万円〜)
- 強み:中小企業に特化した支援
- 実績:1,113件の中小企業支援
- 特徴:月額30万円からの明確な料金体系
- おすすめ理由:中小企業でも実行可能な現実的な戦略
2. 地域密着型コンサルタント
- 強み:地域特性を理解した支援
- 実績:地域企業での豊富な経験
- 特徴:対面での丁寧なサポート
- おすすめ理由:移動コストが抑えられ、迅速な対応が可能
3. オンライン特化型コンサルタント
- 強み:オンライン完結で低コスト
- 実績:全国の中小企業を支援
- 特徴:Zoom等を活用した効率的な支援
- おすすめ理由:交通費等の追加コストが不要
中小企業では、大手コンサル会社の高額なサービスは現実的でない場合があります。自社の規模と予算に合った、実行可能な提案をしてくれる会社を選びましょう。まずは短期間のスポット契約から始め、効果を確認してから継続を判断するのも賢い選択です。
営業コンサルティングの費用は、支援内容や契約形態によって大きく異なります。適正な予算を組むためには、費用相場と料金体系を正確に理解することが重要です。ここでは、具体的な費用相場と注意すべきポイントを詳しく解説します。
支援内容別の費用相場
営業コンサルティングの費用は、提供されるサービスの範囲によって変動します。自社に必要な支援レベルを見極め、適切な予算を設定しましょう。
戦略立案のみ:50万〜200万円
- 期間:1〜3ヶ月
- 内容:現状分析、営業戦略の策定、提案書作成
- 成果物:営業戦略書、アクションプラン
- 向いている企業:自社で実行できる体制がある企業
- メリット:比較的低コストで専門的な戦略が得られる
- デメリット:実行は自社で行う必要があり、成果が出るかは自社次第
研修・トレーニング:100万〜300万円
- 期間:3〜6ヶ月
- 内容:営業スキル研修、ロールプレイング、フォローアップ
- 成果物:研修資料、スキルチェックシート
- 向いている企業:営業スキルの底上げを図りたい企業
- メリット:営業担当者の能力向上が期待できる
- デメリット:組織全体の変革には不十分な場合がある
実行支援・伴走型:月額30万〜100万円
- 期間:6ヶ月〜2年
- 内容:戦略実行支援、PDCA管理、定例ミーティング
- 成果物:月次レポート、改善提案、KPI管理シート
- 向いている企業:継続的な支援を求める企業
- メリット:確実に成果を出せる可能性が高い
- デメリット:総額が高額になりやすい
フルパッケージ:500万〜数千万円
- 期間:1年以上
- 内容:戦略立案、組織構築、研修、実行支援、ツール導入
- 成果物:全ての成果物を包括
- 向いている企業:営業組織を抜本的に変革したい企業
- メリット:ワンストップで全てを任せられる
- デメリット:最も高額で、コミットメントも大きい
企業規模別の費用目安
| 企業規模 | 年間予算の目安 |
|---|---|
| 小規模(従業員10〜50名) | 100万〜500万円 |
| 中規模(従業員50〜300名) | 500万〜2,000万円 |
| 大規模(従業員300名以上) | 2,000万円以上 |
費用は売上規模や営業人員数によっても変動します。一般的には、年間営業予算の5〜10%程度を目安に検討すると良いでしょう。
契約形態別の料金比較
営業コンサルティングの契約形態には主に4つのタイプがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。自社の状況と目標に合った契約形態を選びましょう。
スポット契約
- 料金体系:プロジェクト単位での固定料金
- 支払い方法:一括または分割(着手金+完了時)
- 一般的な金額:50万〜500万円
- メリット:
- 総額が明確で予算管理しやすい
- 短期間で集中的に支援を受けられる
- 契約期間が明確
- デメリット:
- 継続的なフォローが受けられない
- 追加支援には別途契約が必要
- 向いている企業:特定の課題を短期間で解決したい企業
月額顧問契約
- 料金体系:月額固定料金
- 支払い方法:毎月定額支払い
- 一般的な金額:月額30万〜100万円
- メリット:
- 継続的な支援が受けられる
- 柔軟な対応が可能
- PDCAサイクルを回せる
- デメリット:
- 総額が不明確になりやすい
- 長期化するとコスト増
- 最低契約期間の縛りがある場合も
- 向いている企業:長期的な組織改革を目指す企業
成果報酬型
- 料金体系:基本料金+成果に応じた報酬
- 支払い方法:月額基本料+成果達成時の追加報酬
- 一般的な金額:基本料月額20万〜50万円+成果報酬
- メリット:
- 成果が出なければ追加費用が発生しない
- コンサルタントのコミットメントが高い
- リスクを分散できる
- デメリット:
- 成果の定義が難しい場合がある
- 総額が予測しにくい
- 短期的な成果に偏りやすい
- 向いている企業:明確なKPIがある企業
ハイブリッド型
- 料金体系:固定料金+成果報酬の組み合わせ
- 支払い方法:月額固定+マイルストーン達成時の報酬
- 一般的な金額:月額30万〜60万円+成果報酬
- メリット:
- リスクとリターンのバランスが良い
- 柔軟な料金設定が可能
- 双方のコミットメントを担保
- デメリット:
- 契約内容が複雑になりやすい
- 成果の評価基準設定が重要
- 向いている企業:中長期的な成果を目指す企業
契約形態選択のフローチャート
課題が明確で短期間で解決したい
→ スポット契約
組織全体を継続的に改善したい
→ 月額顧問契約
明確なKPIがあり成果重視
→ 成果報酬型
バランスよくリスクヘッジしたい
→ ハイブリッド型
契約形態を選ぶ際は、自社の財務状況、課題の緊急性、期待する成果の時間軸を総合的に判断しましょう。また、契約内容は柔軟に交渉できる場合が多いため、自社の状況を正直に伝え、最適なプランを提案してもらうことをおすすめします。
営業コンサルティングを成功させるには、適切な導入プロセスと社内体制の整備が重要です。ここでは、導入から成果創出までの具体的なステップと、成功確率を高めるためのポイントを解説します。
導入までの5ステップ
営業コンサルティングの導入は、計画的に進めることが成功の鍵です。以下の5つのステップに沿って、着実に進めましょう。
ステップ1:課題の整理と目標設定(1〜2週間)
まず、自社の営業課題を明確にし、コンサルティングで達成したい目標を設定します。
実施内容:
- 現状の営業データ分析(売上、受注率、商談数など)
- 営業担当者へのヒアリング
- 主要な課題の特定と優先順位付け
- 具体的な数値目標の設定(例:受注率を20%→30%に向上)
- 予算と期間の決定
成功のポイント:
- できるだけ具体的で測定可能な目標を設定
- 経営層と現場の両方から意見を収集
- 達成したい成果の期限を明確にする
ステップ2:候補会社のリストアップ(1週間)
自社の課題と目標に合った営業コンサル会社を3〜5社程度リストアップします。
実施内容:
- インターネットで情報収集
- 同業他社からの紹介を依頼
- 業界特化型か総合型かを判断
- 実績と費用の初期確認
- この記事の比較表を活用
選定基準:
- 同じ業界での支援実績
- 自社の課題に対する専門性
- 企業規模への対応実績
- 予算との整合性
- 地理的なアクセス(必要に応じて)
ステップ3:無料相談・提案依頼(2〜3週間)
リストアップした会社に無料相談を申し込み、提案を受けます。
実施内容:
- 各社に自社の課題と目標を説明
- 無料相談で担当者との相性を確認
- 具体的な支援内容の提案を依頼
- 見積書の取得
- 質疑応答で不明点を解消
確認ポイント:
- 提案内容の具体性
- 費用の内訳と透明性
- 担当者のコミュニケーション能力
- 類似案件の成功事例
- 契約条件(期間、解約条件など)
ステップ4:比較検討と選定(1〜2週間)
複数社の提案を比較し、最終的に1社を選定します。
比較項目:
- 提案内容の質と実現可能性
- 費用対効果
- 担当者との相性
- 支援体制(専任制かチーム制か)
- 実績と信頼性
- 契約条件の柔軟性
選定会議:
- 経営層、営業責任者、人事など関係者を集めて協議
- 各社の評価を点数化して比較
- 最終候補2社程度に絞り込み
- 必要に応じて再度面談を実施
ステップ5:契約とキックオフ(1〜2週間)
選定した会社と契約を結び、プロジェクトを開始します。
実施内容:
- 契約書の内容を法務部門でも確認
- 契約締結
- キックオフミーティングの開催
- プロジェクト計画書の作成
- 社内への周知と協力依頼
キックオフで決めること:
- 詳細なスケジュール
- 定例ミーティングの頻度と参加者
- KPIと測定方法
- 報告体制
- コミュニケーションルール
- 役割分担
導入プロセス全体で1.5〜2ヶ月程度を見込みましょう。急ぎすぎると適切な選定ができず、後々問題が発生する可能性があります。
成果を最大化する5つのコツ
営業コンサルティングの成果は、コンサルタントの能力だけでなく、自社の取り組み姿勢にも大きく左右されます。以下の5つのコツを実践することで、投資対効果を最大化できます。
コツ1:社内の協力体制構築
営業コンサルティングの成功には、経営層から現場まで全社的な協力が不可欠です。
実施すべきこと:
- 経営層のコミットメント表明
- キックオフで経営トップが重要性を説明
- 定期的に進捗を確認し、必要なリソースを提供
- プロジェクトチームの編成
- 営業部門から専任または兼任メンバーを選出
- 人事、マーケティングなど関連部門も参加
- チームリーダーを明確に指名
- 現場の理解と協力の獲得
- なぜコンサルティングを導入するのか目的を共有
- 現場の意見や懸念を聞く場を設ける
- 「監視」ではなく「支援」であることを強調
- 評価制度との連動
- コンサルティングで設定したKPIを評価に反映
- 取り組みを評価する仕組みを作る
コツ2:情報の透明性確保
コンサルタントが効果的な支援を行うには、正確で包括的な情報提供が必要です。
情報共有のポイント:
- データの提供
- 営業データ(売上、受注率、訪問数など)を正確に提供
- CRM・SFAのデータへのアクセス権を付与
- 過去の失敗事例も隠さず共有
- 課題の正直な共有
- 組織の問題点を隠さない
- 人間関係の課題も必要に応じて共有
- 過去の取り組みと失敗の経緯を説明
- 定期的な情報更新
- 市場環境の変化を共有
- 競合の動向を報告
- 社内の変更事項を即座に伝達
コツ3:定期的な進捗確認
PDCAサイクルを回すために、定期的な進捗確認と軌道修正が重要です。
実施内容:
- 定例ミーティングの実施
- 週次または月次で進捗を確認
- KPIの達成状況を数値で確認
- 課題と対策を協議
- 中間評価の実施
- 3ヶ月ごとに包括的な評価を実施
- 当初の目標に対する達成度を測定
- 必要に応じてアプローチを修正
- 早期の問題察知
- 進捗が遅れている場合は早めに対策
- コンサルタントとの認識のズレを早期に解消
- 小さな成功も共有しモチベーション維持
コツ4:PDCAサイクルの徹底
継続的な改善のため、PDCAサイクルを確実に回しましょう。
Plan(計画)
- 具体的なアクションプランを作成
- 誰が、いつまでに、何をするか明確化
- 測定可能なKPIを設定
Do(実行)
- 計画通りに実行
- 実行状況を記録
- 困難な点があれば早めに報告
Check(評価)
- KPIを測定し評価
- うまくいった点、いかなかった点を分析
- データに基づいて客観的に判断
Action(改善)
- 評価を基に改善策を立案
- 次のサイクルに反映
- 成功事例を横展開
コツ5:内製化への移行計画
コンサルティング終了後も成果を維持するため、ノウハウの内製化を計画的に進めましょう。
内製化の進め方:
- ノウハウの文書化
- コンサルタントが使用する手法を文書化
- 営業プロセスをマニュアル化
- 成功事例をナレッジベース化
- 社内人材の育成
- コンサルタントから直接学ぶ機会を設定
- 社内トレーナーを育成
- OJTの仕組みを構築
- 段階的な移行
- 最初はコンサルタント主導
- 徐々に社内メンバーに権限移譲
- 最終的に自走できる状態を目指す
- フォローアップ体制
- コンサルティング終了後も定期的にフォロー
- 困った時に相談できる関係を維持
これら5つのコツを実践することで、営業コンサルティングの効果を最大化し、持続可能な営業組織を構築できます。
よくある失敗パターンと対策
営業コンサルティングで期待した成果が出ない場合、多くは共通の失敗パターンに陥っています。これらを事前に理解し、対策を講じることで失敗を回避できます。
失敗パターン1:丸投げしてしまう
最も多い失敗パターンが、コンサルタントに全てを任せきりにしてしまうことです。
なぜ失敗するのか:
- コンサルタントは現場の細かい状況を完全には把握できない
- 社内メンバーの主体性が失われる
- ノウハウが内製化されない
- コンサルティング終了後に元に戻ってしまう
対策:
- プロジェクトチームを編成し、社内メンバーが主体的に関わる
- コンサルタントは「支援者」であり「実行者」は自社であると認識
- 週次ミーティングで進捗を共有し、一緒に考える姿勢を持つ
- コンサルタントの手法を学び、内製化を意識する
失敗パターン2:目標が曖昧
「なんとなく営業を強化したい」といった曖昧な目標では成果は出ません。
なぜ失敗するのか:
- 成果の評価基準が不明確
- コンサルタントも何を目指すべきか分からない
- 優先順位がつけられず、施策が中途半端に
- 成果が出ても認識できない
対策:
- 具体的で測定可能な目標を設定(SMART目標)
- Specific(具体的):受注率を向上させる
- Measurable(測定可能):現状20%→目標30%
- Achievable(達成可能):3ヶ月で10%向上は現実的
- Relevant(関連性):売上目標達成に直結
- Time-bound(期限):6ヶ月以内に達成
目標設定の良い例と悪い例
| 悪い例 | 良い例 |
|---|---|
| 営業力を強化する | 6ヶ月で受注率を20%から30%に向上させる |
| 新規顧客を増やす | 3ヶ月で月間新規顧客獲得数を10社から15社に増やす |
| 若手を育成する | 入社1年目の営業担当者が3ヶ月で月間3件受注できるようにする |
失敗パターン3:社内の反発
現場の営業担当者がコンサルティングに反発し、協力を得られないケースがあります。
なぜ失敗するのか:
- トップダウンで導入が決定され、現場は蚊帳の外
- 「自分たちのやり方を否定された」と感じる
- 変化への抵抗感
- 追加の業務負担への不満
対策:
- 導入前に現場の意見を聞き、課題感を共有する
- コンサルティングの目的を丁寧に説明する
- 「監視」ではなく「支援」であることを強調
- 小さな成功体験を早期に作り、メリットを実感してもらう
- 現場の優秀な人材をプロジェクトメンバーに入れる
失敗パターン4:予算不足
途中で予算が足りなくなり、中途半端に終わってしまうケースです。
なぜ失敗するのか:
- 初期見積もりが甘い
- 隠れコストを考慮していない
- スコープが拡大し追加費用が発生
- 成果が出るまで継続できない
対策:
- 余裕を持った予算設定(見積もりの1.2〜1.5倍を確保)
- 隠れコストを事前に確認
- 契約時に総額の上限を設定
- 段階的な契約で、まず短期間から始める
- 費用対効果を定期的に確認し、継続判断をする
失敗パターン5:継続できない
初期は熱心に取り組むが、徐々に熱が冷め、継続できなくなるケースです。
なぜ失敗するのか:
- 日常業務に追われ、優先順位が下がる
- 短期間で成果が出ず、モチベーションが低下
- キーパーソンの異動や退職
- 経営層のコミットメントが薄れる
対策:
- 定例ミーティングを必ず実施し、継続の仕組みを作る
- 短期的な成果(クイックウィン)を設定し、モチベーション維持
- 複数名をプロジェクトに関わらせ、属人化を防ぐ
- 経営層が定期的にコミットメントを示す
- 成果を可視化し、社内で共有する
失敗を防ぐチェックリスト
□ 社内の協力体制が構築されている □ 具体的で測定可能な目標が設定されている □ 現場の理解と協力が得られている □ 十分な予算が確保されている □ 継続するための仕組みがある □ コンサルタントに丸投げせず、主体的に関わる姿勢がある □ 定期的な進捗確認の場が設定されている □ 内製化を意識している
これらの失敗パターンを理解し、事前に対策を講じることで、営業コンサルティングの成功確率を大幅に高めることができます。
営業コンサル会社の選定や導入にあたって、多くの企業が抱く疑問に答えます。ここでは実践的な視点から、具体的な回答を提供します。
- 営業コンサルの平均契約期間はどのくらいですか?
-
営業コンサルティングの平均契約期間は、支援内容によって大きく異なります。一般的には6ヶ月〜1年程度が最も多いですが、プロジェクトの性質によって1ヶ月〜2年以上まで幅があります。
支援内容別の典型的な契約期間
- 戦略立案のみ:1〜3ヶ月 現状分析と戦略策定に特化したサービスです。短期集中で戦略を立案し、実行は自社で行います。
- 戦略立案+研修:3〜6ヶ月 戦略策定に加えて営業スキル研修を実施します。研修の回数や対象者数によって期間が変動します。
- 伴走型支援:6ヶ月〜1年 最も一般的な契約期間です。戦略実行を継続的に支援し、PDCAサイクルを複数回転させることで確実な成果を目指します。
- 組織変革:1〜2年 営業組織全体の抜本的な変革を目指す場合の期間です。採用、育成、仕組み構築まで包括的に支援します。
契約更新の実態
初回契約は6ヶ月〜1年で設定し、成果を確認した上で更新するケースが多いです。継続率の高い会社では、3年以上継続する企業も珍しくありません。まずは短期間から始めて効果を検証し、その後継続を判断するのが賢明な選択といえます。
- 小規模企業でも依頼できますか?
-
はい、小規模企業でも営業コンサルティングを依頼できます。ただし、企業規模に合ったコンサル会社を選ぶことが重要です。
小規模企業向けの選択肢
大手総合コンサル会社は主に中堅企業以上をターゲットとしていますが、中小企業専門のコンサル会社も多数存在します。例えば、グローカルは月額30万円からという明確な料金設定で中小企業を支援しています。また、地域密着型のコンサルタントや個人コンサルタントは、より柔軟な対応が可能です。
小規模企業が注意すべきポイント
- 予算に見合った支援を選ぶ:年商の5〜10%程度を目安に予算を設定し、その範囲で最大の効果を得られる会社を選びましょう。
- 実行可能な提案を求める:大企業向けの複雑な施策ではなく、限られたリソースで実行できる現実的な提案をしてくれる会社を選びます。
- 段階的なアプローチ:最初から大規模な契約ではなく、スポット契約や短期契約から始め、効果を確認してから拡大するのが安全です。
従業員10名程度の小規模企業でも、適切なコンサルタントを選べば十分に効果を得られます。自社の規模と予算を正直に伝え、それに合った提案をしてくれる会社を選びましょう。
- オンラインのみの対応は可能ですか?
-
はい、現在では多くの営業コンサル会社がオンライン完結型の支援を提供しており、対面と変わらない質の高いサービスを受けられます。
オンライン対応のメリット
オンラインコンサルティングには以下のメリットがあります。まず、交通費や宿泊費が不要になるため、コストを20〜30%程度削減できます。また、地理的制約がないため、全国どこからでも優秀なコンサルタントを選べます。さらに、移動時間が不要なため、ミーティングの設定が柔軟で頻度も増やしやすくなります。
オンラインで提供できる主なサービス
- 戦略立案:Zoom等でのミーティングで十分対応可能
- 研修・トレーニング:オンライン研修ツールを活用
- データ分析:クラウドツールでデータ共有
- 定例ミーティング:オンラインで効率的に実施
- ドキュメント共有:Googleドライブ等で即座に共有
対面が必要になる場合
ただし、以下のケースでは対面の方が効果的な場合があります。初回のキックオフミーティングは、信頼関係構築のため対面が望ましいでしょう。また、営業同行やロールプレイングなど、実践的なトレーニングは対面の方が効果が高い傾向があります。さらに、重要な意思決定の場面では、対面でのディスカッションが有効です。
多くのコンサル会社は、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型を提供しています。契約前に、オンライン対応の可否と、対面が必要な場面について確認しておきましょう。
- 成果が出なかった場合の保証はありますか?
-
営業コンサルティングにおける成果保証の有無は、会社や契約形態によって大きく異なります。完全な成果保証を提供している会社は少数派ですが、一定の保証を設けている会社もあります。
成果保証の一般的なパターン
1. 成果保証なし(一般的) ほとんどのコンサル会社は、ベストエフォート(最善の努力)での支援を約束しますが、具体的な成果は保証しません。これは、成果が自社の実行力や市場環境にも依存するためです。
2. 部分的な保証 一部の会社では、以下のような部分的保証を提供しています。
- 初回契約期間(例:3ヶ月)で成果が見られない場合、無償で1ヶ月延長
- 特定のKPIが未達成の場合、一部返金
- 満足度が低い場合、費用の一部を返金
3. 成果報酬型 基本料金を低く抑え、成果に応じて報酬を支払う契約形態です。成果が出なければ追加費用は発生しませんが、基本料金は発生します。
成果が出ない主な理由
成果が出ない場合、以下の要因が考えられます。
- 自社の実行力不足(コンサルの提案を実行できなかった)
- 市場環境の急変
- 社内の協力体制不足
- 目標設定が非現実的だった
- コンサルタントの能力不足
成果を確実にするための対策
保証の有無よりも、以下の点を重視することが重要です。
- 明確なKPI設定:測定可能な目標を設定し、定期的に進捗を確認
- 中間評価の実施:3ヶ月ごとに評価し、アプローチを修正
- 実績の確認:類似企業での成功事例を詳しく聞く
- 段階的契約:最初は短期間で契約し、成果を確認してから継続
契約前に、「成果が出ない場合の対応」について明確に確認し、可能であれば契約書に盛り込むことをおすすめします。
- 無料相談では何を相談できますか?
-
営業コンサル会社の多くが提供している無料相談では、契約前に自社の課題を共有し、コンサルタントの専門性や相性を確認できます。効果的に活用することで、最適な会社選びができます。
無料相談で相談できる主な内容
1. 自社の営業課題の相談 現在抱えている営業課題を共有し、プロの視点からアドバイスをもらえます。例えば、「新規顧客獲得がうまくいかない」「若手が育たない」といった悩みを相談できます。コンサルタントは無料相談の段階でも、課題の本質を見抜くヒントをくれることが多いです。
2. 解決策の方向性 具体的な支援内容までは提案されませんが、どのようなアプローチで課題を解決できるか、方向性を示してもらえます。これにより、そのコンサル会社の専門性や考え方を理解できます。
3. 費用の概算 詳細な見積もりは難しいですが、自社の規模や課題に対して、おおよそどの程度の費用がかかるか教えてもらえます。予算との整合性を早期に確認できるため、無駄な時間を省けます。
4. 過去の成功事例 類似業界や類似課題での成功事例を聞くことができます。具体的な数値や期間を確認することで、自社でも同様の成果が期待できるか判断できます。
5. 支援プロセスの説明 どのようなステップで支援を進めるか、大まかな流れを説明してもらえます。支援期間や関与の頻度なども確認できます。
無料相談を効果的に活用するコツ
事前準備をする
- 自社の営業データ(売上、受注率など)を整理
- 主な課題を3〜5点リストアップ
- 達成したい目標を明確にする
- おおよその予算感を決めておく
複数社を比較する 最低でも3社程度の無料相談を受けることをおすすめします。比較することで、各社の特徴や強みが明確になります。
質問リストを用意する
- 「同業界での支援実績は?」
- 「平均的な契約期間は?」
- 「担当コンサルタントの経験年数は?」
- 「支援の進め方は?」
- 「費用の目安は?」
相性も確認する スキルや実績だけでなく、担当者との相性も重要です。話しやすさ、レスポンスの速さ、誠実さなどを観察しましょう。
無料相談は契約を前提としたものですが、無理な営業をされることはほとんどありません。自社に合わないと感じたら、遠慮なく断って大丈夫です。無料相談を通じて、営業課題への理解も深まるため、積極的に活用することをおすすめします。
営業コンサル会社の選定は、自社の営業力強化と持続的な成長を実現するための重要な意思決定です。本記事のポイントを振り返り、次のアクションステップを確認しましょう。
この記事のポイント再確認
- 自社の課題を明確にすることが最優先 営業コンサル選びの成功は、自社の課題を正確に把握することから始まります。新規顧客開拓、組織の立て直し、若手育成など、優先課題を明確にしましょう。
- 会社のタイプと特徴を理解する 総合型、特化型、業界特化型それぞれに強みがあります。CLF PARTNERSやセレブリックスのような総合型は幅広い支援、プロセルトラクションのような特化型は専門性が特徴です。
- 費用対効果を重視した選定 費用相場は月額30万円〜100万円程度ですが、隠れコストにも注意が必要です。成果を数値で測定できる目標を設定し、投資対効果を確認しましょう。
- 相性とコミュニケーションも重要 スキルや実績だけでなく、担当者との相性も成功を左右します。複数社の無料相談を受け、総合的に判断することをおすすめします。
- 社内の協力体制と主体性が成果を決める コンサルタントに丸投げせず、社内が主体的に取り組むことが成功の鍵です。経営層のコミットメントと現場の協力が不可欠です。
次のアクションステップ
ステップ1:自社の課題を整理する(今週中)
- 営業データを分析し、課題を3〜5点にまとめる
- 達成したい具体的な目標を設定する
- おおよその予算を決定する
ステップ2:候補会社を3〜5社リストアップする(来週)
- この記事の比較表を参考に、自社に合いそうな会社を選ぶ
- 各社の公式サイトで実績と特徴を確認する
- 同業他社からの紹介も検討する
ステップ3:無料相談を申し込む(2週間以内)
- 複数社に無料相談を申し込む
- 自社の課題と目標を簡潔にまとめた資料を準備する
- 質問リストを作成しておく
まずは無料相談から始める重要性
営業コンサル会社の選定で最も重要なステップは、実際に無料相談を受けることです。Webサイトや口コミだけでは分からない、担当者の人柄、提案の具体性、相性などを直接確認できます。
無料相談では以下を確認しましょう:
- 自社の課題に対する理解度
- 具体的で実行可能な提案があるか
- 費用の透明性
- 担当者との相性
- 類似企業での成功事例
多くの会社が30分〜1時間の無料相談を提供しているので、気軽に申し込んでみましょう。
最終的なおすすめトップ3
自社の状況別に、おすすめの営業コンサル会社を紹介します。
総合的な営業力強化を目指す企業向け
- CLF PARTNERS – 継続率96.5%の高い満足度と一貫した支援
- セレブリックス – 1,300社の実績と顧客開拓メソッド
- リブ・コンサルティング – 営業の型構築による再現性
予算を抑えたい中小企業向け
- グローカル – 月額30万円からの明確な料金設定
- 地域密着型コンサルタント – 対面でのきめ細かいサポート
- オンライン特化型 – 低コストで全国対応可能
SaaS・新規事業向け
- プロセルトラクション – SaaS・新規事業に特化した専門性
- アルヴァスデザイン – IT・SaaS企業の支援実績300社
- CLF PARTNERS – 新規事業の立ち上げから拡大まで対応
営業コンサルティングは、適切に活用すれば営業組織を劇的に変革できる有効な手段です。本記事を参考に、自社に最適なパートナーを見つけ、持続的な営業力強化を実現してください。
まずは行動を起こすことが重要です。今すぐ無料相談を申し込み、営業改革への第一歩を踏み出しましょう。
この記事が役に立ったら、ぜひ社内で共有してください。営業力強化は、あなたの会社の未来を変える重要な投資です。

