「営業の顧客情報がExcelやメールに散らばっていて、チーム全体の進捗が把握できない…」そんな悩みを抱えていませんか。CRMツールの導入を検討しているものの、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからないという方も多いはずです。結論として、導入のしやすさ・コスト・柔軟なカスタマイズ性を重視するなら、monday CRMは有力な選択肢になります。本記事では、monday CRMの料金・機能・評判・導入事例を2026年最新情報を交えて徹底解説します。初めてCRMに触れる方でも理解できるよう丁寧にまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
monday.com(マンデードットコム)とは
monday.com(マンデードットコム)は、世界190以上の国と地域で利用されているクラウド型の業務管理プラットフォームです。2012年にイスラエルで設立され、現在では全世界で18万社以上の企業が導入しています。
monday.comの大きな特徴は、プロジェクト管理・タスク管理・チーム間の情報共有を一つの画面で完結できる点です。Excelやメール、チャットに分散していた情報を一元管理できるため、社内のコミュニケーションコストを大幅に削減できます。
操作画面はスプレッドシートに近い直感的なデザインで、ITに詳しくない方でもドラッグ&ドロップで簡単にボードを作成・カスタマイズできます。日本語UIと日本語サポートにも対応しているため、海外発のサービスでありながら国内企業でもスムーズに導入できる環境が整っています。
monday CRMの位置づけ ― 4つのプロダクトとの違い
monday.comは用途に応じて複数のプロダクトを提供しています。monday CRMはその中で「営業活動・顧客管理」に特化した製品です。
| プロダクト名 | 主な用途 | 対象チーム |
|---|---|---|
| monday work management | 業務管理・プロジェクト管理 | 全社・管理部門 |
| monday CRM | 営業活動・顧客管理・商談管理 | 営業チーム |
| monday dev | ソフトウェア開発・スプリント管理 | 開発チーム |
| monday service | カスタマーサポート・チケット管理 | サポートチーム |
monday CRMは、リードの獲得から商談の進捗管理、受注・契約に至るまでの営業サイクル全体をカバーします。「work management」はプロジェクト管理が主目的であるのに対し、monday CRMは営業パイプラインの可視化や顧客データの蓄積に焦点を当てている点が大きな違いです。
monday CRMが解決する営業チームの3大課題
monday CRMは、多くの営業チームが抱える以下の3つの課題を解決するために設計されています。
1つ目は「情報の分散」です。顧客情報がExcel・メール・紙の名刺など複数の場所に散らばっていると、必要な情報を探すだけで時間がかかります。monday CRMでは全ての顧客・案件データを一つのボードに集約できるため、検索の手間がなくなります。
2つ目は「進捗管理の属人化」です。商談状況が担当者の頭の中にしかなく、マネージャーが全体を把握できないという問題はよくあります。monday CRMのパイプライン管理を使えば、どの案件がどの段階にあるかをチーム全員がリアルタイムに確認できます。
3つ目は「報告・集計の手間」です。週次レポートや月次の売上集計をExcelで手作業で行うのは非効率です。monday CRMのダッシュボード機能を活用すれば、KPIが自動集計されるためレポート作成の時間を大幅に削減できます。
運営会社「monday.com Ltd.」の企業情報
monday CRMを提供する運営会社の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | monday.com Ltd. |
| 本社所在地 | イスラエル・テルアビブ |
| 設立 | 2012年 |
| 代表者 | Roy Mann、Eran Zinman |
| 上場市場 | NASDAQ(ティッカー:MNDY) |
| 導入企業数 | 全世界18万社以上 |
| 日本語対応 | UIおよびサポート対応済み |
monday.com Ltd.はNASDAQに上場しているグローバル企業であり、財務基盤も安定しています。日本国内ではパートナー企業を通じた導入支援体制も整っているため、初めてのCRM導入でも安心して利用できる環境です。
参照元: monday.com公式サイト
①リード管理 ― 見込み顧客の一元管理と優先度設定
monday CRMのリード管理機能では、見込み顧客(リード)の情報をすべて一つのボードに集約できます。
具体的には、会社名・担当者名・連絡先・接触経路・成約確度などの項目を自由に設定し、リードごとに管理できます。各リードに「高・中・低」といった優先度ラベルを付ければ、成約見込みの高い顧客から優先的にアプローチする運用が可能です。
Webフォームやメールから獲得したリード情報を自動でボードに取り込む仕組みも用意されており、手入力の手間を省きつつ、漏れなくリード管理を行えます。営業リソースを効率的に配分し、限られた時間で最大の成果を上げたいチームにとって必須の機能です。
②案件・商談パイプライン管理 ― ドラッグ&ドロップで進捗更新
monday CRMの中核とも言える機能が、案件・商談のパイプライン管理です。
「リード獲得→初回アプローチ→提案→交渉→成約」といった営業プロセスをステージごとに可視化し、案件カードをドラッグ&ドロップで移動するだけでステータスを更新できます。今どの案件がどの段階にあるのか、誰が担当しているのかがチーム全体で一目で把握できるため、フォロー漏れや二重対応を防止できます。
案件ごとに担当者の割り当て・次回アクションの期日設定・メモの記録も可能です。かんばん表示やテーブル表示など、用途に合わせた複数のビューが用意されている点も使いやすさのポイントです。
③ダッシュボード・レポート ― KPIをリアルタイム可視化
monday CRMのダッシュボード機能を使えば、営業活動の重要指標をリアルタイムに確認できます。
案件数・売上予測・成約率・担当者別の実績などをグラフやチャートで自由に配置でき、数字の推移を視覚的に把握できます。データはボード上の入力内容から自動集計されるため、Excelで手作業で数値をまとめ直す必要はありません。
マネージャーにとっては「今月の商談数が足りない」「特定のステージで案件が滞留している」といった兆候を早期に発見し、チームへの的確な指示や戦略修正に素早く着手できる点が大きなメリットです。
④自動化機能 ― ノーコードでリマインダー・ステータス更新
monday CRMの自動化機能を活用すれば、繰り返し発生する業務を自動化し、作業負担を大幅に軽減できます。
設定はノーコードで行え、プログラミングの知識は一切不要です。たとえば「商談期限の3日前にリマインダーを自動送信する」「ステータスが”契約締結”に変わったら担当者を変更する」「一定期間アクションがない案件にアラートを出す」といったルールを、画面上の操作だけで作成できます。
利用できる自動化アクションの回数はプランによって異なります。スタンダードプランでは月250回、プロプランでは月25,000回のアクションが含まれています。小規模チームであればスタンダードで十分に運用でき、案件数が増えたタイミングでプロへアップグレードするのがおすすめです。
⑤外部ツール連携 ― Slack・Google Workspace・Teamsなど
monday CRMは、日常業務で使っている外部ツールとの連携機能が充実しています。
主な連携ツールは以下の通りです。
| 連携ツール | 連携でできること |
|---|---|
| Slack | 商談ステータスの変更をチャンネルに自動通知 |
| Google Workspace | Gmail・Googleカレンダーとの双方向同期 |
| Microsoft Teams | Teams上から案件情報を直接確認・更新 |
| Zoom | ボード内からZoomミーティングを即座に開始 |
| Outlook | メール送受信の履歴を自動で案件に紐づけ |
外部ツール連携により、ツール間の切り替えや二重入力の手間を削減できます。すでに社内で利用しているツールをそのまま活かせるため、導入時の業務フローの変更を最小限に抑えられる点も大きなメリットです。
⑥モバイル対応 ― iOS/Androidで外出先からも操作可能
monday CRMは、iOS・Androidの両方に対応したモバイルアプリを提供しています。
営業担当者は外出先や訪問先からスマートフォンで商談状況を確認・更新できます。商談が終わった直後にスマートフォンで結果を入力すれば、その情報はリアルタイムでチーム全体に共有されます。オフィスに戻ってから報告書を作成する必要がなくなるため、情報の鮮度を保ちつつ、報告業務の効率化を実現できます。
モバイルアプリはApple App StoreまたはGoogle Playストアから無料でダウンロード可能です。
⑦AI機能【2026年最新】 ― メール自動生成・AIワークフロービルダー
2026年1月、monday CRMにAI機能が大幅に拡充されました。主なAI機能は以下の通りです。
| AI機能 | 概要 |
|---|---|
| メール文面のAI自動生成 | CRMの顧客データに基づき、営業メールのドラフトを自動作成 |
| アクティビティ要約 | メールや活動履歴のタイムラインをAIが自動要約 |
| カラム自動入力 | ボード上のカラム情報をAIが推測して自動入力 |
| AIワークフロービルダー | 自然言語で指示するだけで自動化ワークフローを構築 |
| monday campaigns | CRMデータに基づいたメールキャンペーンをAIが提案・生成 |
| AI Lead Agent | リードの分析やスコアリングをAIが自動で実行 |
特に注目すべきは「monday campaigns」です。CRM内の顧客データに基づいてオーディエンスセグメントを自動提案し、メールキャンペーンのコンテンツ生成まで一貫して行えます。営業チームとマーケティングチームの連携がCRM上で完結するため、外部のメール配信ツールを別途契約する必要がなくなります。
参照元: monday.com AI機能の紹介(Support) / PR TIMES:monday.com AI搭載エージェント発表
全4プランの料金比較表
monday CRMの料金プランは以下の4つです。年間払い・1ユーザーあたりの月額で表示しています。
| プラン | 月額(年間払い) | 月額(月払い) | 最低ユーザー数 |
|---|---|---|---|
| ベーシック CRM | $12 | 約$15 | 3名 |
| スタンダード CRM | $17 | 約$21 | 3名 |
| プロ CRM | $28 | 約$35 | 3名 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
年間払いを選択すると月払いと比べて約18%の割引が適用されます。最低3ユーザーからの契約となるため、ベーシックプランの場合は月額$36(3名分)が最低利用料金です。
各プランで使える機能の違い
プランごとに利用できる機能が異なります。自社に必要な機能を確認した上でプランを選ぶことが重要です。
| 機能 | ベーシック | スタンダード | プロ | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
| リード・連絡先管理 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パイプライン管理 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 閲覧者数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| メール連携 | × | ○ | ○ | ○ |
| アクティビティ管理 | × | ○ | ○ | ○ |
| 見積書・請求書 | × | ○ | ○ | ○ |
| 自動化アクション | × | 250回/月 | 25,000回/月 | 250,000回/月 |
| 外部ツール連携 | × | 250回/月 | 25,000回/月 | 250,000回/月 |
| 売上予測 | × | × | ○ | ○ |
| メール追跡 | × | × | ○ | ○ |
| リードスコアリング | × | × | × | ○ |
| SAML認証 | × | × | × | ○ |
多くの企業にとっては、メール連携・自動化・外部ツール連携が使えるスタンダードプラン以上の契約が実用的です。営業チームの人数が増え、案件数が月に数百件を超えるようになった段階でプロプランへの移行を検討するのがよいでしょう。
無料トライアル(14日間)の活用方法
monday CRMには14日間の無料トライアルが用意されています。トライアル期間中はクレジットカードの登録が不要で、すべての機能を制限なく使用できます。
トライアルで確認しておきたいポイントは3つです。1つ目は「操作性が自社の営業チームに合うか」、2つ目は「既存のExcelデータやCSVファイルのインポートがスムーズに行えるか」、3つ目は「SlackやGoogle Workspaceなど日常使いのツールとの連携が問題なく動作するか」です。
トライアル中に作成したボードやデータは、有料プランへの移行後もそのまま引き継がれます。トライアル終了後に有料プランを契約しない場合は、無料プラン(2名まで・基本機能のみ)として引き続き利用できます。
年間払い・月払いの料金差と割引制度
monday CRMの支払い方法は「月払い」と「年間払い」の2つです。年間払いを選ぶと約18%の割引が適用されるため、長期的な利用を前提にするなら年間払いのほうがコストを抑えられます。
たとえばスタンダードプラン5名で利用する場合、月払いだと月額約$105ですが、年間払いなら月額$85となり、年間で約$240の差額が生じます。導入初期は月払いで運用を試し、定着を確認してから年間契約に切り替えるという方法もおすすめです。
支払い方法はクレジットカード(Visa・Mastercard・AmEx・JCB・Union Payなど)およびPayPalに対応しています。法人向けには請求書払いも可能です。
非営利団体・学生向けの割引プログラム
monday.comは非営利団体(NPO・NGO)向けに無料または割引価格での提供を行っています。対象となる団体は、所定のフォームから申請することで割引を受けられます。
また、学生プログラムも用意されています。大学生・専門学校生および学生団体が対象で、教育目的でmonday.comを利用する場合に特別な条件が適用されます。
参照元: monday CRM料金ページ / monday.com 各製品の料金プラン
monday CRM vs Salesforce ― 導入の手軽さとコストで比較
SalesforceはCRM市場で世界シェアNo.1を誇る業界標準のツールです。高度なカスタマイズ性と豊富な機能を備えていますが、その分だけ導入の難易度とコストが高い傾向にあります。
monday CRMはSalesforceと比較して、初期設定の簡単さとコストパフォーマンスの面で優位性があります。Salesforceは初期導入に外部コンサルタントの支援が必要になるケースが多い一方、monday CRMはテンプレートを選択するだけで即日運用を開始できます。
料金面では、Salesforceの最安プランが月額約$25/ユーザーであるのに対し、monday CRMのベーシックプランは月額$12/ユーザーからスタートできます。中小企業やCRMを初めて導入する企業にとっては、monday CRMのほうがハードルが低いと言えます。
monday CRM vs HubSpot CRM ― 無料プランと拡張性で比較
HubSpot CRMは無料プランの充実度に強みがあるCRMです。顧客管理の基本機能を無料で利用でき、ユーザー数の制限もありません。
ただし、HubSpotはマーケティングオートメーション(MA)やコンテンツ管理に強みがある一方で、プロジェクト管理の柔軟性はmonday CRMに劣ります。monday CRMは営業だけでなく、monday work managementやmonday devと連携することで部署横断的な業務基盤として拡張できる点が大きな差別化ポイントです。
コスト面では、HubSpotは無料から始められる反面、MA機能やカスタムレポートなどを追加すると月額数万円規模になることもあります。monday CRMは機能がプランごとに明確に整理されているため、コストの見通しが立てやすいという利点があります。
monday CRM vs Zoho CRM ― コスパと日本語対応で比較
Zoho CRMは低価格と多機能を両立したCRMとして知られています。最安のスタンダードプランが月額1,680円/ユーザーと、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
monday CRMとの違いは、UIの直感性と操作の取りつきやすさにあります。Zoho CRMは機能が豊富な分、設定画面がやや複雑に感じるユーザーもいます。monday CRMはスプレッドシート感覚の操作性を重視しているため、ITリテラシーにばらつきのある組織では定着しやすい傾向があります。
日本語対応については、Zoho CRMのほうがヘルプドキュメントやサポート体制の日本語化が進んでいるという意見もあります。一方で、monday.comも近年は日本語UIやサポートの拡充に力を入れており、2026年時点では大きな差はなくなってきています。
【一覧表】主要CRM 4社の機能・料金比較まとめ
主要CRM 4社の特徴を一覧で比較すると以下の通りです。
| 比較項目 | monday CRM | Salesforce | HubSpot CRM | Zoho CRM |
|---|---|---|---|---|
| 最安月額(1ユーザー) | $12 | 約$25 | 無料 | 約1,680円 |
| 無料プラン | なし(14日間トライアル) | なし(30日間トライアル) | あり | あり(3名まで) |
| 導入の手軽さ | テンプレートで即日 | 外部支援が必要な場合多い | 比較的簡単 | 設定にやや知識が必要 |
| 操作性 | スプレッドシート感覚で直感的 | 高機能だが学習コスト高い | シンプルで使いやすい | 多機能だがやや複雑 |
| 自動化機能 | ノーコードで設定可能 | フロー・Apexで高度に対応 | ワークフローで対応 | ブループリントで対応 |
| AI機能 | AI生成・Lead Agent | Einstein AI | AI搭載(Breeze) | Zia AI |
| プラットフォーム連携 | dev/service/work managementと統合 | AppExchangeで拡張 | Marketing Hub等と連携 | Zohoスイートと連携 |
| 向いている企業 | 中小〜中堅で導入の手軽さ重視 | 大企業・複雑な営業プロセス | MA重視の企業 | コスト重視の中小企業 |
CRMの選定では「自社の営業チームの規模」「必要な機能」「ITリテラシーのレベル」を軸に検討することが大切です。monday CRMは、導入の手軽さと柔軟な拡張性のバランスに優れており、CRMを初めて導入する中小〜中堅企業にとって最も取りつきやすい選択肢の一つです。
ノーコードで即日導入 ― 専門人材・外部コンサル不要
monday CRMの最大の強みは、ノーコードで誰でもすぐに導入を開始できる手軽さです。
一般的なCRMツールでは、初期設定に専門のエンジニアや外部コンサルタントの支援が必要になるケースが少なくありません。monday CRMでは営業パイプラインや顧客管理などの用途に応じたテンプレートが多数用意されており、テンプレートを選ぶだけで即日運用を開始できます。ExcelやCSVファイルからのデータインポートもスムーズに行えるため、既存データの移行も手間がかかりません。
直感的なUI ― スプレッドシート感覚で誰でも操作可能
monday CRMのUIは、スプレッドシートに近い操作性を持っています。行と列で構成されたボード上でデータを管理し、セルをクリックして直接編集できるため、Excelに慣れた方であれば違和感なく使い始められます。
ステータスの更新はドラッグ&ドロップで行え、配色やラベルも自由にカスタマイズ可能です。ITリテラシーの高い低いに関わらず、チーム全員が同じツールを使いこなせる環境を作れるのは、CRM定着の面で大きなアドバンテージです。
現場主導の運用 ― IT部門に依存しないボード設計
従来型のCRMでは、項目の追加や自動化ルールの変更のたびにIT部門へ依頼する必要がありました。monday CRMではこうした設定変更を営業担当者自身が完結できます。
新しいカラム(列)の追加、自動化ルールの作成、ダッシュボードのレイアウト変更まで、すべてノーコードで操作できます。IT部門への依頼待ち時間がゼロになり、現場の営業チームが自律的にPDCAを回せる運用体制を構築できます。
スモールスタート対応 ― 3名から始めて段階的に拡張
monday CRMは最低3名から契約できるため、小規模な営業チームからのスタートが可能です。
まずは少人数のチームで1つのプロジェクトを管理し、効果を確認してから全社に展開するという段階的な導入アプローチが取れます。いきなり大規模な契約を結ぶ必要がないため、導入リスクを最小限に抑えられます。チームや案件数が増えたタイミングでユーザー数やプランを柔軟にアップグレードできる点も、成長フェーズの企業にとって心強いポイントです。
プラットフォームの統一性 ― 営業×開発×サポートのデータ連携
monday CRMは、monday.comの他プロダクト(work management、dev、service)と同一プラットフォーム上で動作します。
営業チームがCRMで管理する商談情報を、開発チーム(monday dev)やカスタマーサポートチーム(monday service)とシームレスに共有できるため、部署間のデータの分断が発生しません。「営業が受注した案件の情報がそのまま開発チームに引き継がれる」「顧客からのサポート問い合わせ状況を営業が把握できる」といった、部署横断の情報連携が1つのプラットフォーム内で実現します。
ポジティブな評判まとめ(操作性・カスタマイズ性・自動化)
monday CRMに対するポジティブな口コミは「操作のしやすさ」「カスタマイズの柔軟性」「自動化の便利さ」の3点に集中しています。
操作性に関する声:
「スプレッドシートに近い操作感で、初見でも迷わず使えた」「マニュアルなしで自然に使い始められるほどUIがわかりやすい」という評価が多く見られます。
カスタマイズ性に関する声:
「自分たちの業務フローに合わせて項目を自由に追加・変更できる柔軟さが導入の決め手になった」「用途ごとに複数のツールを使い分けていたが、monday CRMで一つにまとめられた」との声があります。
自動化に関する声:
「煩雑な手作業をノーコードで自動化でき、非常に助かっている」「Excel感覚で集計や数式を実現できるうえ、自動化機能が強力」という口コミが寄せられています。
ネガティブな評判まとめ(上位プラン依存・初期設計の難しさ・日本語対応)
一方で、monday CRMには注意すべき点もあります。
上位プランへの依存:
「自動化や詳細なダッシュボードなど、本当に欲しい機能は上位プラン限定になっている」「ベーシックプランだけでは実用的なCRM運用が難しい」との指摘があります。
初期設計の難しさ:
「自由度が高い分、最初はどのように運用すればよいか悩んだ」「テンプレートの種類が多すぎて、どれを選ぶべきか迷った」という声も見られます。
日本語対応の範囲:
「日本語UIは整備されているが、ヘルプドキュメントの一部がまだ英語のまま」「サポートの日本語対応がもう少し充実すればさらに使いやすい」との要望があります。
総合的に見ると、「導入初期に多少の工夫は必要だが、運用が軌道に乗れば大きな成果を実感できる」という評価が大勢を占めています。
レビューサイト別の総合評価スコア
主要なレビューサイトにおけるmonday CRMの評価スコアをまとめました。
| レビューサイト | 総合評価 | レビュー件数 |
|---|---|---|
| キャプテラ | 4.7 / 5.0 | 452件 |
| ITreview | 高評価(Leader選出) | 152件 |
| BOXIL SaaS | 高評価 | 70件 |
| G2(グローバル) | 4.6 / 5.0 | 800件以上 |
いずれのレビューサイトでも高い評価を得ており、特にキャプテラの4.7/5.0という総合スコアは、CRMカテゴリの中でもトップクラスの水準です。
参照元: キャプテラ monday CRM レビュー / ITreview monday.com レビュー / BOXIL monday.com レビュー
Hulu ― 年間1人あたり36日分の作業時間を削減
米国の動画配信サービス大手Huluでは、広告付き視聴者数の急増に伴い、広告セグメントを管理するアドアナリティクスチームの業務が逼迫していました。メールでのやり取りや膨大なスプレッドシートの管理に追われ、本来の分析業務に割く時間が不足していたのです。
monday.comを導入した結果、営業チーム・外部代理店とのコミュニケーションを一つのボードで共有し、進捗をリアルタイムに可視化できるようになりました。メールのやり取りを削減し、手作業を自動化したことで、チーム全体で1人あたり年間36日分の作業時間を削減するという大きな成果を実現しています。
三井情報株式会社 ― 人員増なしで業務量2倍に対応
三井情報株式会社では、クラウド事業の拡大に伴い契約更新業務が急増していました。従来はメールとExcelで管理していましたが、案件数の増加に対応しきれなくなっていたのです。
monday.comを導入し、契約の進行状況や期限をボード上で一元管理する体制に移行しました。更新通知の約300件を自動送信化したことで、2〜3日分の手作業を削減し、人員を増やすことなく約2倍の業務量に対応できるようになりました。
営業部の室長・稲橋氏は「非エンジニアでも”本当にノーコード”で構築できるツールでした。サクサクと作れてしまったことに驚きました」とコメントしています。
参照元: 三井情報株式会社 導入事例(monday.com公式)
トヨタ・コニック・アルファ株式会社 ― 90名規模で”あたりまえのツール”に定着
トヨタ・コニック・アルファ株式会社(現:トヨタ・コニック・プロ株式会社)は、全国の販売店支援業務をExcelで管理していましたが、更新や共有に多大な時間がかかることに限界を感じていました。
monday.comの導入にあたっては、既存のExcelデータをそのままインポートできたことでスムーズな移行を実現しました。現在は約90名のメンバーが日常的に活用しており、タスク管理や販売店支援ツールの展開など幅広い業務で利用しています。
部長の服部氏は「報告資料の作成にかかる時間がかなり短縮できた」「出張中でもスマホでタスクを確認できて助かっている」と述べており、monday.comは社内の”あたりまえのツール”として完全に定着しています。
参照元: トヨタ・コニック・アルファ株式会社 導入事例(monday.com公式)
3D Printing Corporation ― CRM×Work Managementの併用で伝達ミス解消
株式会社3D Printing Corporationでは、monday work managementとmonday CRMを併用し、業務プロセス全体を一元管理する体制を構築しました。
営業が受注した案件の情報がそのまま制作チームに共有される仕組みを作ることで、部門間の伝達ミスや業務の滞りを解消しています。CRMとプロジェクト管理が同一プラットフォーム上で連携するmonday.comならではの活用事例です。
参照元: monday.com 成功事例ページ
STEP1:アカウント作成と初期設定(テンプレート選択)
monday CRMの導入は、公式サイトからのアカウント作成で始まります。メールアドレスを入力し、案内に従って登録を進めると数分で完了します。
アカウント作成後には初期設定ウィザードが表示され、業種や利用目的に応じたテンプレートを選択できます。「営業パイプライン」「顧客管理」「案件管理」など、営業チームでよく使われるボードが自動的に用意されるため、ゼロからボードを作成する必要はありません。テンプレートをベースに、自社の営業フローに合わせてカラムやステータスをカスタマイズすることで、すぐに実運用を開始できます。
STEP2:既存データのインポート(Excel/CSV/他CRMからの移行)
次に、これまで管理してきた顧客データをmonday CRMに取り込みます。ExcelファイルやCSVファイルからのインポートに対応しているため、既存のリストをそのまま活用できます。
他のCRMツールからの移行も可能です。データのインポート時には、カラム名やデータのフォーマットをmonday CRM側の項目に合わせて整理しておくと、データのズレや重複を防げます。インポート機能はボード画面から直接操作でき、特別な技術スキルは不要です。
STEP3:営業パイプラインの設計とカスタマイズ
データの取り込みが完了したら、自社の商談プロセスに合わせたパイプラインを設計します。
たとえば「リード獲得→初回アプローチ→提案→交渉→成約」といったステージを設定し、各ステージの定義を明確にしておきます。案件ごとに担当者・次回アクション日・商談金額などの情報を設定し、ドラッグ&ドロップで案件のステージを移動できるようにします。自動化機能を組み合わせれば「ステージが変わったら担当者に通知する」などのルールも追加できます。
STEP4:ダッシュボード設定とチームへの展開
最後に、営業マネージャーが数値を確認するためのダッシュボードを設定し、チーム全員にアカウントを発行します。
ダッシュボードには案件数の推移・売上予測・成約率・担当者別の実績などを配置し、KPIをリアルタイムに追跡できる状態にします。チームメンバーを招待する際には、閲覧のみ・編集可能といった権限を適切に設定しておくことで、データの誤編集や混乱を防げます。
初めは1つの営業チームでテスト運用を行い、操作に慣れてから他部署や全社への展開を進めるのがスムーズな導入の秘訣です。
導入目的を明確にする ― 何を解決したいのかを言語化
monday CRMの導入で最も重要なのは、導入前に「何を解決したいのか」を具体的に言語化しておくことです。
「顧客情報を一元管理したい」「商談の進捗をチーム全体で共有したい」「レポート作成にかかる時間を減らしたい」など、目的が明確であればあるほど、テンプレートやカラムの設計がスムーズになります。逆に、目的が曖昧なまま導入を進めると、ボードの構成がチームごとにバラバラになり、運用が定着しないリスクがあります。
権限・通知ルールを事前設計する
monday CRMでは、ボードごとに閲覧・編集・管理の権限を細かく設定できます。しかし、誰でも自由に編集できる状態のまま運用を始めると、データの意図しない変更や削除が発生する可能性があります。
導入前にメンバーの役割に応じた権限ルールを決めておきましょう。また、通知設定については「必要な通知だけが届く」状態にしておかないと、通知過多によってチームが重要な情報を見逃すリスクがあります。
スモールスタートで始める ― 1チーム1プロジェクトからテスト
monday CRMは多機能なツールですが、最初からすべての機能を使い切ろうとするのは避けるべきです。
まずは1つの営業チーム・1つのプロジェクトでテスト運用を行い、基本的な操作やワークフローに慣れることが先決です。テスト運用で得た知見をもとに自動化ルールやダッシュボードの構成を調整し、その後に他のチームやプロジェクトへ横展開していく流れが、定着率の高い導入パターンです。
Excel管理に限界を感じている営業チーム
顧客リストや商談進捗をExcelやスプレッドシートで管理しているチームは、monday CRMの恩恵を最も受けやすい層です。Excelでは複数人での同時編集やリアルタイム共有に限界があり、ファイルのバージョン管理も煩雑になりがちです。monday CRMに移行すれば、全員が常に最新の情報にアクセスでき、「どのファイルが最新かわからない」という問題から解放されます。
ITリテラシーにばらつきがある組織
営業チームには、ITツールに慣れたメンバーとそうでないメンバーが混在していることが多いです。monday CRMはスプレッドシート感覚の直感的な操作性を持つため、ITリテラシーの差に関係なくチーム全員が使いこなせます。ノーコードで設定変更も完結するため、「ITに詳しい人がいないと運用できない」という心配がありません。
小規模から段階的にCRMを導入したい企業
monday CRMは最低3名からの契約が可能で、月額$36(ベーシック・3名・年間払い)からスタートできます。大規模なCRMを一気に導入するのではなく、まずは小さなチームで試して効果を確認し、成果が出たら段階的に全社へ展開するアプローチが取れます。スタートアップや成長フェーズの企業にとって、組織の拡大に合わせて柔軟にスケールできる点は大きな魅力です。
部署横断のデータ連携を強化したい企業
営業部門だけでなく、開発チームやカスタマーサポートチームとの情報連携に課題がある企業にもmonday CRMは適しています。monday.comの他プロダクト(work management、dev、service)と組み合わせることで、営業が受注した案件情報を開発に引き継ぐ、顧客からのサポート問い合わせ状況を営業が把握するといった部署横断的な情報共有基盤を構築できます。
- 日本語対応やサポート体制はありますか?
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monday CRMは日本語に完全対応しています。画面のUI(ユーザーインターフェース)は日本語で表示され、アカウント作成から日常操作まで日本語環境で利用できます。
サポート体制についても、チャットサポートを通じた問い合わせが可能です。ヘルプセンターには使い方を解説した記事やチュートリアル動画が多数掲載されており、初めてのユーザーでも自力で操作を学べる環境が整っています。
ただし、ヘルプドキュメントの一部はまだ英語のみの記事もあります。日本国内にはmonday.comの公式パートナー企業も存在するため、導入支援やカスタマイズのサポートを受けたい場合はパートナー企業への相談も選択肢です。
- セキュリティやデータ保護は安全ですか?
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monday CRMのセキュリティは国際的な基準を満たしています。ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)およびISO/IEC 27018(クラウドにおける個人情報保護)に準拠しており、年に1回のセキュリティ監査を受けています。
また、EUの個人情報保護規則であるGDPRにも対応しています。データは暗号化された状態で保管され、物理的・技術的に高度なセキュリティ対策が講じられています。エンタープライズプランではSAML認証やカスタム権限管理など、大企業の要件に対応した高度なセキュリティ機能も利用できます。
顧客データを扱うCRMツールだからこそ、セキュリティ基盤がしっかりしている点は安心材料です。
- 無料プランはありますか?無料トライアルとの違いは?
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monday.comには無料プランが用意されています。ただし、これはmonday work managementの無料プラン(最大2名、基本機能のみ)であり、monday CRM専用の無料プランはありません。
monday CRMの機能を試したい場合は、14日間の無料トライアルを利用します。トライアル期間中はクレジットカードの登録不要で、すべてのプランの機能を制限なく使えます。トライアル終了後、有料プランに契約しなければ自動的にmonday.comの無料プランに移行し、課金されることはありません。
無料トライアル期間中に作成したデータやボード設定は、有料プラン契約後もそのまま引き継がれるため、安心してお試しいただけます。
- 見積書・請求書の作成はできますか?
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monday CRMのスタンダードプラン以上では、見積書・請求書の作成機能を利用できます。案件情報や商品データと連携させることで、商談の進行に合わせて見積書を作成し、成約後に請求書を発行するという一連の流れをCRM上で完結できます。
より高度な会計処理や請求管理が必要な場合は、外部の会計ソフトや請求管理システムとの連携も可能です。たとえば、monday CRMで管理している案件情報をもとに外部システムで請求処理を自動化するといった運用が考えられます。
- Salesforceなど他CRMからの移行は可能ですか?
-
monday CRMへの移行は可能です。ExcelやCSV形式でデータをエクスポートし、monday CRMにインポートする方法が最も一般的です。
Salesforceなどの既存CRMからデータをエクスポートする際は、カラム名やデータ形式をmonday CRM側の項目に合わせて整理しておくとスムーズです。monday CRMにはデータインポートウィザードが備わっており、項目のマッピングを画面上で確認しながら取り込めます。
大量のデータや複雑なカスタムフィールドがある場合は、monday.comの公式パートナー企業に移行支援を依頼することもおすすめです。
- monday CRMとmonday work managementの違いは?
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monday CRMとmonday work managementは、同じmonday.comプラットフォーム上で動作する別製品です。
monday CRMは営業活動・顧客管理に特化しており、リード管理・商談パイプライン・売上予測・メール連携などの営業向け機能を中心に構成されています。一方、monday work managementは日常のタスク管理やプロジェクト管理を主目的としており、ガントチャート・タイムライン・ワークロード管理などの機能が中心です。
営業チームが顧客管理を行うならmonday CRM、部署を問わずプロジェクト管理を行うならmonday work managementを選びます。両方を契約し、同一プラットフォーム上で連携させることも可能です。
- 最低何人から契約できますか?
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monday CRMの有料プランは最低3ユーザーから契約できます。ベーシックプランの場合、年間払いで月額$36(3名×$12)が最低利用料金です。
3名以上であれば、1名単位でユーザーを追加できます。40名以上のユーザーで利用する場合は、monday.comの営業チームに直接見積もりを依頼することで、ボリュームディスカウントが適用される場合があります。
monday CRMは、営業チームが抱える「情報の分散」「進捗管理の属人化」「レポート作成の手間」という3つの課題を解決するために設計されたクラウド型CRMツールです。
テンプレートを使えば即日導入でき、ノーコードで柔軟にカスタマイズ可能なため、IT専門人材がいない組織でも現場主導で運用できます。料金は月額$12/ユーザーから始められ、3名のスモールスタートにも対応しています。
2026年にはAI機能が大幅に強化され、メール自動生成やAIワークフロービルダー、monday campaignsによるマーケティング連携など、営業チームの生産性をさらに押し上げるアップデートが続いています。
CRMツールの導入を検討しているなら、まずは14日間の無料トライアル(クレジットカード不要)で操作性を実際に体験してみることをおすすめします。自社の営業フローに合うかどうかを確認したうえで、最適なプランを選びましょう。
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